ゴメスが最低点に…5失点逆転負けのリヴァプール、CLレアル・マドリー戦の全選手採点は?

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レッズは欧州王者から剣を突きつけられ、チャンピオンズリーグ敗退が目前となった。

リヴァプールは、アリソンとジョー・ゴメスの個人的なミスにより、2点のリードを失い、レアル・マドリーがアンフィールドで5-2の快勝を収めた。

この試合では、ダルウィン・ヌニェスのヒールと、ティボー・クルトワのミスを突いたモハメド・サラーのシュートで、ホームチームが2-0とリードしていた。

しかし、アリソンが自らのミスでレアル・マドリーが反撃に転じ、欧州の血統を示す。衰弱したリヴァプールを相手に逆転に成功した。

ヴィニシウス・ジュニオールとカリム・ベンゼマがそれぞれ連発を飾り、エデル・ミリトンもゴールを決めたが、特にゴメスにとっては忘れられない一夜となっただろう。

この結果、リヴァプールにとってホームでヨーロッパの舞台での最悪の敗北となり、ユルゲン・クロップ監督は3週間後のサンティアゴ・ベルナベウの地で、ほぼ不可能なタスクを残すことになった。

ジェットコースターのような一夜を経て、GOALはアンフィールドにいたリヴァプールの選手たちを評価する。

  1. GK&DF
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    GK&DF

    アリソン(4/10)

    5失点のうち、4失点については何もできなかったが、試合のターニングポイントとなったヴィニシウスの同点ゴールについては、単独で責任を負った。

    トレント・アレクサンダー=アーノルド(7/10)

    リヴァプールのバックラインにとって、暗い、暗い1日の中で輝く光となった。前線では常に脅威となっていたが、彼の素晴らしいパスにはフィニッシュに繋がるタッチが必要だった。

    ジョー・ゴメス(3/10)

    忘れるべきゲーム。マドリーの1点目は簡単にやられ、2点目はアリソンを空振りさせ、3点目は不必要なフリーキックを与え、4点目はディフレクトしてゴールした。一晩中苦戦した。

    フィルジル・ファン・ダイク(5/10)

    センターバックの相棒のような目立ったミスはなかったが、普段の支配的な自分からは程遠い。ベンゼマに2ゴールを決められてしまった。

    アンドリュー・ロバートソン(6/10)

    2-2の場面で、マッチセーブとなるクリアを見せたが、最終的にはあまり意味がなかった。

  2. MF
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    MF

    ジョーダン・ヘンダーソン(5/10)

    序盤の20分間は優勢だったものの、中盤で出遅れた。モドリッチとバルベルデの才能に対応しきれなかった。

    ファビーニョ(4/10)

    同上。トランジションで常に弱々しく、マドリーの5点目の場面ではボールを渡してしまった。

    ステファン・バイチェティッチ(5/10)

    中盤のパートナー達とは違ったプレーを見せたが、何度もボールを失ってしまった。ビッグマッチで苦戦したのかもしれない。

  3. FW
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    FW

    モハメド・サラー(7/10)

    ヌニェスの先制点をピンポイントでアシストし、クルトワの明らかなミスを突いたが、試合が進むにつれて調子を落とした。

    コーディ・ガクポ(6/10)

    試合開始直後は、自信に満ち溢れていたが、20分後には、ほぼ姿を消した。64分、フィルミーノと交代で退場。

    ダルウィン・ヌニェス(8/10)

    見事なゴールを決め、守備でも攻撃でも、終始粘り強いプレーを見せた。PKを与えられなかったのは残念だが、ガクポと一緒に早々に退場させられたのはなおさらだ。

  4. サブ&監督
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    サブ&監督

    ロベルト・フィルミーノ(4/10)

    ガクポに代わって出場したが、あまり前に出ることができなかった。アレクサンダー=アーノルドのCKから得点を挙げるべきだった。

    ディオゴ・ジョタ(4/10)

    ヌニェスに代わって出場し、リヴァプールの攻撃を弱めた。

    ジョエル・マティプ(6/10)

    73分、ゴメスの守備を固めた。この夜、無失点だった唯一のディフェンダー。

    ジェームズ・ミルナー(6/10)

    マティプと並んで、20分ほどプレー。特筆すべきことはない。

    ハーヴェイ・エリオット(N/A)

    最後の5分間のみ投入。

    ユルゲン・クロップ(5/10)

    コントロールできる位置から、完全に屈服するのを見た。個人的なミスには何もできなかったが、彼の交代人選は、最後まで諦めていなかったリヴァプール陣営をより弱体化させた。