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マンチェスター・Cはいかにして1220億円を稼いだか?サンチョやスターリングら…

14:28 JST 2022/08/12
Leroy Sane Raheem Sterling Manchester City Transfer Gurus GFX
シティは過去10年間、大きな支出をしてきたかもしれないが、同時に素晴らしい売却も行ってきた。

マンチェスター・シティは、プレミアリーグで中位に甘んじていた自分たちを、地球上で最も優れたチームのひとつへと変貌させるために多額の投資を行った。2011年にシェイク・マンスールがクラブを買収して以来、彼らは自分たちが望む場所に到達するために、適切な選手に大金を費やす用意が常にあったのだ。

ロビーニョから、最新となるジャック・グリーリッシュの1億ポンドの英国記録となる移籍まで、常にチームを強くすることに重きを置いてきた。

また、チームはチキ・ベギリスタインの下でより機敏になり、選手がクラブを離れることを許可し、余剰であると考えられていた選手を売って大きな利益を上げることに成功している。

『GOAL』では、プレミアリーグを6回制覇したクラブが売却した最も高価な選手を紹介していく。

シーズンごとの最大売却選手

シーズン

最大売却

移籍金

合計収益

2022-23

ラヒーム・スターリング

£47.5m

£140m

2021-22

フェラン・トーレス

£47m

£85m

2020-21

リロイ・サネ

£55m

£70m

2019-20

ダニーロ

£33m

£64m

2018-19

ブラヒム・ディアス

£15m

£52m

2017-18

ケレチ・イヘアナチョ

£25m

£52m

2016-17

ステファン・ヨヴェティッチ

£12m

£32m

2015-16

アルバロ・ネグレド

£23.7m

£61m

2014-15

ハビ・ガルシア

£13m

£27m

2013-14

カルロス・テベス

£12m

£14m

2012-13

マリオ・バロテッリ

£18m

£40m

2011-12

ジェローム・ボアテング

£12m

£28m

2010-11

ロビーニョ

£19m

£36m

2009-10

エラーノ

£6.5m

£28m

マン・C高額売却選手トップ10

  • Shaun Wright-Phillips

    #10 ショーン・ライト=フィリップス | 2100万ポンド(約34億1000万円) | チェルシー | 2005

    2005年7月、シティが地元の英雄ライト・フィリップスのチェルシー移籍を最終的に許したとき、多くの人が心を痛めた。

    当時のシティは8位に終わり、前シーズンの最終節で欧州カップ戦出場権を逃し、チェルシーはチャンピオンになったばかりであった。

    イングランド代表にまで上り詰めた選手の野心には敵わずライト=フィリップスは退団したが、スタンフォード・ブリッジでは複雑な日々を送った。

    4年後、わずか900万ポンドでエティハドに戻り、2011年のFAカップで35年ぶりのトロフィーを手にしたチームの一員となった。

  • 2019-04-14 Sancho Dortmund

    #9 ジェイドン・サンチョ | 2120万ポンド(約34億4000万円) | ドルトムント | 2017

    シティはワトフォードからこのウインガーを約50万ポンドで買い取り、トップチームで1分もプレーすることなく17歳のときに売却してしまったのだ。

    フィル・フォーデンと同じ時期にアカデミーを卒業したサンチョの才能に疑いの余地はなかったが、彼はトップチームでデビューすることに焦っていた。

    契約期間が1年残っていたためトレーニングを中断し、結局ドルトムントが1000万ポンドで獲得し、ブンデスリーガですぐに成功を収めた。

    マンチェスター・ユナイテッドは2021年7月、7300万ポンドで彼をプレミアリーグに呼び戻し、シティはさらに15%のセルオンフィーで1120万ポンドの追加報酬を得ている。

  • Alvaro Negredo Valencia

    #8 アルバロ・ネグレド | 2370万ポンド(約38億5000万円) | バレンシア | 2014

    このスペイン人ストライカーがエティハドで過ごした時間は、シティでの1シーズンのみで、前半は素晴らしく後半は鳴かず飛ばずで不思議なものだった。

    最初の33試合に出場し、23ゴールをマークしたが、1月のリーグカップ準決勝、ウェストハムとのセカンドレグで肩を痛め、6-0でリードしていたため、出場する必要はなかった。

    その後4か月間、プレミアリーグとリーグカップの優勝メダルを手にしながらも、二度と得点を挙げることはなかった。

    しかし、すぐにバレンシアにレンタル移籍し、翌年の夏には買い取り義務が発生することになった。

  • Kelechi Iheanacho

    #7 ケレチ・イヘアナチョ | 2500万ポンド(約40億6000万円) | レスター・シティ | 2017

    2014年、ナイジェリア代表として17歳以下のワールドカップで最優秀選手に贈られるゴールデンボールを獲得したばかりのストライカーを、シティはヨーロッパのトップクラブを抑え、獲得に成功した。

    マヌエル・ペジェグリーニ監督の下でトップチーム入りを果たしたイヘアナチョは、FAカップのアストン・ヴィラ戦でハットトリックを達成し、3得点を挙げたクラブの最年少選手となった。

    セルヒオ・アグエロが負傷したため、ペップ・グアルディオラ監督の下で初めてマンチェスター・ダービーに出場し、オールド・トラフォードで2-1の勝利を収め、決勝点を挙げた。

    64試合で21ゴールというまずまずの打撃成績を残したものの、イヘアナチョはレギュラーになることができず、2017年にレスターへと移籍した。

  • Danilo Juventus

    #6 ダニーロ | 3300万ポンド(約53億6000万円) | ユヴェントス | 2019

    このブラジル人DFは、6000万ポンドで加入したジョアン・カンセロとの交換トレードでシティを去ったが、シティが2700万ポンドを追加で支払ったとしても、どちらが有利な条件を得たかは疑う余地がなく、今やこのポルトガル人はグアルディオラ監督のチームにおいて重要な役割を担っている。

    ダニーロは、グアルディオラがサイドルバックの補強に必死だった頃、レアル・マドリーから2650万ポンドで加入し、同じ夏にカイル・ウォーカーとベンジャミン・メンディが大金で加入していた。

    メンディの負傷により、ダニーロはしばしば左のポジションでプレーすることになり、決して快適なプレーができるようには見えなかった。

    2年間でわずか40試合の出場にとどまり、ほとんどインパクトを与えることなく、シティはわずかな利益を手にすることになった。

  • Oleksandr Zinchenko

    #5 オレクサンドル・ジンチェンコ | 3500万ポンド(約56億8000万円) | アーセナル | 2022

    この夏、アーセナルに移籍し、チームメイト、スタッフ、ファン、そして彼自身もたくさんの涙を流した。

    このウクライナ人の人気は絶大で、特にシティが以前、ウルヴスやナポリに安価で売却しようとした後、先発の座を取り戻そうとする断固とした態度が評価された。

    ロシアのFCウファからわずか170万ポンドでMFとして加入した彼は、左サイドバックとして生まれ変わり、クラブが必死に不足していたポジションを支えた。

    その後、プレミアリーグで4つのメダルを獲得し、チャンピオンズリーグでも決勝に進出した後、彼の才能をシティ時代からよく知るミケル・アルテタと仕事をするようになった。

  • Gabriel Jesus Arsenal

    #4 ガブリエウ・ジェズス | 4500万ポンド(約73億1000万円) | アーセナル | 2022

    シティが2016年8月に2700万ポンドを支払って19歳の選手を獲得した際、パルメイラスではわずかな出場機会しかなかった。

    ブラジル国内のシーズンを終えた後、1月にブラジル代表として到着すると、後半のスーパーサブとしてデビューした際にゴールが認められなかったものの、その後11試合に出場して8ゴールを挙げるなど、すぐに頭角を現した。

    彼の加入は、クラブのレジェンドであるセルヒオ・アグエロをさらなる高みへと押し上げたが、このアルゼンチン人選手が退団すると、ジェズスは彼の穴を埋めるだけのクオリティを持ち合わせていなかった。

    その中には、チャンピオンズリーグでのレアル・マドリーのホーム&アウェーでの決定的な一撃や、シティがプレミアリーグの1シーズンで勝ち点100を記録した土壇場での勝利が含まれている。

  • Ferran Torres Barcelona Europa League 2021-22

    #3 フェラン・トーレス | 4700万ポンド(約76億3000万円) | バルセロナ | 2021

    このスペイン人ウインガーはエティハドを通過しただけだったが、ピッチ上でのインパクトはそれほどでもなかったにせよ、多額の利益を残していった。

    トーレスは、財政難で契約期間が12か月しか残っていない選手を売却する必要があったバレンシアから、わずか2100万ポンドで買い取られた。

    トーレスのポテンシャルは明らかであったが、多くの才能と経験を持った選手がいるため、なかなかチームに定着することができなかった。

    しかし、トーレスはスペイン代表としてコンスタントに得点を挙げていたため、バルセロナはトーレスとの契約を切望し、シティは1年半前に支払った金額の2倍以上の金額を手にした。

  • Raheem Sterling-chelsea-transfer

    #2 ラヒーム・スターリング | 4750万ポンド(約77億1000万円) | チェルシー | 2022

    シティはエティハドで大成功を収め、7年前にリヴァプールに支払ったイングランド代表選手の移籍金4900万ポンドを事実上取り戻したのである。

    21歳のスターリングを獲得したとき、これは賭けだと思った人はたくさんいただろうが、339試合に出場し、131ゴールを挙げ、4つのプレミアリーグ優勝を果たした今、それがうまくいかなかったと主張する人はいないだろう。

    スターリングは最後の2シーズンで96試合出場にとどまり、あまり頼りにされなくなってきたため、別の場所で新たなスタートを切ることを決断した。

    しかし、新契約の交渉が決裂した後、契約最終年を迎えていたことを考えれば、かなりの金額を回収することができた。

  • Leroy Sane FC Bayern Dynamo Kiev Champions League 29092021

    #1 リロイ・サネ | 5500万ポンド(約89億3000万円) | バイエルン | 2020

    ブンデスリーガの常連クラブがこのドイツ人選手に興味を示したとき、サネはイングランドで3シーズン成功を収めた後、母国に帰りたいという意思を明確にした。

    しかし、両クラブが移籍金をめぐって揉める中、サネは最後の出場となるはずだったリヴァプールとのコミュニティ・シールドで膝に重傷を負った。

    翌年の夏まで契約は保留され、サネは契約期間の最後の12か月を迎えていたため、シティはより低い額で売却しなければならなくなった。

    バイエルンにとっては掘り出し物のように見えたが、彼のキャリアはアリアンツ・アレーナで停滞しており、シティはシャルケから4500万ポンドで買った選手でまだきちんと利益を上げている。

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