【一覧】中田英寿、パク・チソン、三笘薫…Jリーグ30年間で世界に羽ばたいたスターたち
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2023シーズンで開幕30周年を迎えたJリーグから生まれたスターたちを振り返っていく。
1993年5月15日に開幕し、日本サッカーの発展を大きく後押しするとともに数々のドラマを生んできたJリーグ。黎明期にはジーコ氏やドラガン・ストイコヴィッチ氏、フリスト・ストイチコフ氏など数々の世界的なプレーヤーがピッチを華々しく彩ったほか、“キング・カズ”こと三浦知良氏がブラジルから帰国して象徴的な役割を果たした。
反対に、Jリーグで若い頃からその才能を輝かせて世界へと羽ばたき、欧州クラブや国際大会で大きなインパクトを残してきた選手も数多くいる。日本人選手のパイオニアたる中田英寿氏やマンチェスター・ユナイテッドでアジア人として初めてチャンピオンズリーグ(CL)を制したパク・チソン氏、ドルトムントで世界的なアタッカーとして認められた香川真司らはその最たる例だろう。
一方で、当人の才覚もさることながら、Jリーグで着実に力をつけて海を渡った岡崎慎司や遠藤航、古橋亨梧らが出現したことも大きな財産だ。近年では鎌田大地や冨安健洋、三笘薫らが立て続けに一線級の舞台で存在感を放つなど、加速度的に人材を輩出しているJリーグが育んだスター選手たちを19名ピックアップした。