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若手ウクライナ代表DFからの辛辣な非難を受けロシア代表主将が反論「戦争に反対。日々高まる憎悪にも反対」

17:47 JST 2022/03/03
Artem Dzyuba Russia national team
【欧州・海外サッカーニュース】ウクライナ代表のヴィタリー・ミコレンコがロシア人選手に向けた言葉に対してロシア代表主将のアルテム・ジューバが沈黙を破った。

ロシア代表主将のアルテム・ジューバは、ウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコからの非難に反論した。

2月24日にロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以降、多くの市民が被害に遭うなど状況は深刻の一途をたどる。これを受け、フットボール界では国際サッカー連盟(FIFA)を中心にロシア代表と同国のクラブチームを主催大会から締め出すなど厳しい制裁に出ている。

母国が被害を受ける現状を受け、ミコレンコは自身の『Instagram』でジューバをタグ付けして「クソ野郎、お前がアホなチームメイトと一緒に黙っている間、ウクライナで平和を好む市民が殺されている。お前は人生の残りを、お前の子供の人生も地下牢に閉じ込められることになる。そうなれば僕はうれしい」と辛辣な言葉を残していた。

これに対してジューバは『Instagram』で「イングランドのマンションでのんびり過ごして、不快なことを言っている一部の選手たちへ、こんなことで僕たちを不快にさせることはできない。僕たちはすべてを理解している!」と綴り、反論を繰り広げた。

「今まで、僕はウクライナで起きていることについて話したくはなかった。恐れているからではない。政治の専門家ではないからだ。でも、みんなと同じように僕にも考えがある。僕はいかなる戦争にも反対だ。戦争は恐ろしいことだ」

「それに、日々高まる憎悪にも反対だ。ロシア人であることを恐れてはいないし、誇りを持っている。どうしてアスリートが今苦しまなければいけないのか理解できない。ダブルスタンダードだと思うし、良い気がしない。スポーツと政治を分けろと叫んでいるのに、ロシアのことになるとこの理念を忘れてしまうのか?」

「戦争は恐ろしいものだ。このような状況でこそ、人間は自らの真髄を示す。怒りや悪意のすべてが今、地位や職業にかかわらずすべてのロシア人に向けて注がれている。なぜ何千もの人間が続けざまに侮辱や脅しを書いているんだ!戦争は終わるけど、人間関係はそのままで、元に戻ることは不可能だ。このことを頭に入れていてほしい。みんなに安らぎを!!」