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フリー続くトゥヘル、夢のバルセロナ&レアル・マドリー指揮に向けてスペイン語を猛勉強中?トッテナムは選択肢ではないとも
Ryo Mika
16:54 JST 2023/01/21

現在フリーの状況が続いているトーマス・トゥヘル監督だが、スペイン2大クラブでの指揮を希望しているようだ。
2009年からマインツでトップチーム指揮官としてのキャリアをスタートさせたトゥヘル監督。その後ドルトムントではDFBポカール制覇、パリ・サンジェルマンではリーグ・アン連覇にクラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出に導いた。そして2021年に就任したチェルシーでは、約半年でビッグイヤーを獲得。ファンから支持も獲得していたが、昨夏のオーナー変更が影響し、昨年9月に解任されている。
そんな49歳のドイツ人指揮官は、昨年11月に「まだ決断は下していない。今は休息の時」と明かしており、現在までフリーの状況が続いている。そして将来は、スペインでの指揮を希望しているのかもしれない。
ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、トゥヘル監督はバルセロナかレアル・マドリーでの指導を夢見ているという。そのため、現在はスペイン語の勉強に励んでいるようだ。一方、一部ではアントニオ・コンテ監督が解任された場合に後任になる可能性が伝えられていたが、トッテナムで指揮するつもりはない模様。だが同氏は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任した場合、ユヴェントスが選択肢に入る可能性はあると分析している。
現在バルセロナではチャビ・エルナンデス監督、レアル・マドリーではカルロ・アンチェロッティ監督が指揮している。両者の去就次第ではあるが、トゥヘル監督の夢が実現することはあるのだろうか。