ダービーに敗れたコンテが判定に苦言「イングランドのレフェリーには同じ基準がない」
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トッテナムのアントニオ・コンテ監督は、ノースロンドンダービーに敗れた後に判定への疑問を語った。
1日に行われたプレミアリーグ第9節でトッテナムは敵地でアーセナルとのノースロンドンダービーを迎える。トッテナムは先制点を許すも、31分にハリー・ケインがPKから同点弾を挙げる。しかし、後半早々に勝ち越されると、62分にはエメルソン・ロイヤルが退場に。直後に三度失点して、1-3で宿敵に敗れた。
今シーズンのリーグ戦でここまで好調を続けるも、初黒星を喫したトッテナムのコンテ監督は、試合後にイギリス『スカイスポーツ』でエメルソンが退場した場面について語り、判定基準が一定ではないとの不満をあらわにした。
「正直言って、イングランドで彼らは同じ基準を持っていないから、とても難しい。時々、レッドカードであったり、イエローカードが代わりに出されたり、さらにイエローカードすらない場面もある。彼らはこのことについてもっと取り組む必要がある」
「イタリアのレフェリーは、木曜日に集まって、向上しようとするためにビデオを使って取り組んでいる。イングランドでこのようなことが行われているのか私にはわからないが、良いアイディアだと思う。レベルがとても高いのだから、VARも高いレベルでなければいけない。これらの理由で、すべての判定はトップでなければならない」
さらに、コンテ監督は試合について「彼らが3点目を奪ったことで、本当に難しくなった。レッドカードが試合を終わらせた。しかし、苦言を呈するべきは前半だ。勝てる可能性があり、チャンスもたくさんあった。しかし、ラストパスでのミスがあった。後半に2点目が入り、レッドカードが完全に試合を終わりにした」と振り返った。