CLで愛するミラン本拠地へ…ニューカッスルMFトナーリ「多くの感情が溢れてくる。運命のようだね」

tonali milan pioli(C)Getty Images

今夏ニューカッスルに加入したイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、古巣ミランとの対戦について語った。

2020年夏にミランへ加入し、憧れであったジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の8番を背負ったトナーリ。イタリア屈指の名門では公式戦130試合に出場するなど絶対的選手に成長し、2021-22シーズンにはセリエA制覇の立役者となった。しかし今夏、7000万ユーロと伝えられる移籍金でニューカッスルへの加入を決断している。

新天地でも4試合連続で先発し、1ゴールを記録するなど順調にフィットしていることを感じさせるトナーリ。しかし本人は、「この夏は大変で難しいスタートだった。最初はニューカッスルで自分の居場所を見つけるのが簡単じゃなかったね」としつつ、以下のように続けた。

以下に続く

「でもサポートしてくれる人が見つかって、幸せを感じ始めたんだ。(指揮官エディ)ハウやチームメイトに感謝だね。公私共に僕を助けてくれた。最初は、言葉が本当に、本当に難しかったよ。選手たちとのコミュニケーションが大変だったし、ピッチ上でも国が変わればすべてが変わる。最初は戸惑ったけど、だんだん楽しくなってきたよ。戦術的にも、言語的にもね」

そんなトナーリだが、19日にはチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節でいきなり古巣ミランと対戦する。かつての本拠地サン・シーロでの大一番を控えているが、本人は楽しみにしているようだ。

「満員のスタジアムで再び戦えるのは最高にスリリングだね。みんながACミランで僕の夢を叶えてくれたんだ。ミランは僕が最初に応援したチームだけど、今はライバルだ。明日は多くの感情が溢れてくるだろう。移籍はあっという間で、最初は戸惑ったけど、素晴らしいチームやスタッフに出会えた。サッカーを愛する人達のためにプレーできるんだ」

そして、ミランとの対戦は「運命のようだ」とも語り、大一番での活躍に意気込んでいる。