久保建英が持つソシエダへの巨大な影響力…今季7点中6点に関与、得点した11試合は10勝1分け無敗に

Takefusa Kubo
Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・ソシエダ(ラ・リーガ)で大活躍を続ける久保建英だが、その影響力は巨大なものとなっている。

グラナダ戦で圧巻の2ゴールを奪った日本代表MF久保建英だが、スタッツ面でもレアル・ソシエダに欠かせない絶対的な存在となっているようだ。

今季開幕から1ゴール1アシストを記録し、3試合すべてでMVPを獲得していた久保。第4節グラナダ戦はコンディションが心配されたものの、この日も先発で出場した。すると開始9分、DFラインの背後に飛び出してGKとの一対一を制し、先制ゴールをマーク。さらに追いつかれて迎えた44分には、カットインから技ありのシュートを叩き込んだ。76分にはオウンゴールにつながるラストパスも送るなど、圧巻のパフォーマンスを披露。5-3の勝利の立役者となった。

これで4試合連続MVPを獲得し、ソシエダの地元複数メディアでも最高評価で絶賛を集めた久保。そんな22歳MFだが、ソシエダに対して巨大な影響力を持っているようだ。

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『ムンド・デポルティーボ』バスク版によると、今季開幕から4試合でソシエダが挙げた7ゴールの内、6ゴールに久保は関与。また、直近チームが挙げた12勝の内、8試合でゴールを奪っているようだ。ソシエダでの通算成績は48試合12ゴールだが、ゴールを奪った11試合でチームが獲得した勝ち点は31/33。10勝1分け無敗であるという。なおグラナダ戦で久保が奪った2ゴール目は、本拠地アノエタでの記念すべき通算1000ゴール目に。通算648試合(315勝184分け149敗)で到達したと伝えられている。

すでにラ・リーガにおける日本人最多得点記録も更新している久保(18ゴール)。同メディアは、「タケ・クボが現在のラ・レアルを代表する存在であることに疑いの余地はない。彼のゴール、影響力、そして献身的な努力により、アノエタの英雄となった。そのスタッツと継続性は素晴らしいものであり、それは日本の国旗が示すものと同じである」と最大級の賛辞を送っている。

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