「1人の選手ではなく、チーム全体が脅威」スウェーデン女子DFが女子W杯準々決勝前に日本攻撃陣を警戒

Magdalena Eriksson swedenGetty Images

スウェーデン女子代表のペーター・イエルハルドソン監督は、女子ワールドカップ2023準々決勝のなでしこジャパン(日本女子代表)戦に向けてコメントした。

今大会でここまで順当な戦いを見せ、ラウンド16では大会連覇中のアメリカをPK戦の末に下したスウェーデン。前回大会に続くベスト4進出を懸けて、11日の準々決勝で大きな注目を集める日本と対戦する。

2年前の東京オリンピックの準々決勝の舞台で日本を3-1で退けたスウェーデンのイエルハルドソン監督は、『FIFA.com』で「アメリカ戦とは完全に異なる試合になるだろう。日本の試合を見ればわかるが、私たちはノルウェーやスペイン、コスタリカとも異なるチームだ。これはゲームプランが異なるものになることを意味している」と話し、大一番に向けて続けた。

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「私たちはセットプレーを得意としていて、最初の3試合で示したようにカギになるものだ。私たちは今、セットプレーでアドバンテージを取れるはずの相手と対戦する」

「そしてディフェンス面。彼女たちはとても戦術的で、ハイボール以外のバリエーションで来るだろうから少しばかりトリッキーだ。しかし、私たちにアドバンテージがあるコーナーキックやセットプレーでチャンスを作ることは完全に間違ったことではない」

また、マグダレーナ・エリクソンはプレスカンファレンスで日本について「チーム全体が脅威だと思う。この日本チームの1選手だけのことを考えるのではなく、チーム全体を見ることが大切だと思う。日本チームから最も感銘を受けていることは、攻撃の最後に誰がいても関係ないということ。全員の息が合っていて、明らかなプレースタイルを持っている」と警戒心を強めた。