アラベスは7日、FWジュリアーノ・シメオネ(20)が足関節脱臼骨折で戦線離脱することを発表した。
6日に行われたアラベスとブルゴスとの親善試合、速攻を仕掛けようとしたジュリアーノは後方からDFホセ・マトスのタックルを受けて倒れ込んだ。審判はマトスにイエローカードを提示したが、その直後、事態の深刻さに気づくことに。ジュリアーノの上に向けられた足は関節ではないところから完全に折れ曲がっていた。同選手はピッチから直接救急車で病院に搬送されている。
その翌日、アラベスはジュリアーノが「腓骨の骨折と足首の脱臼」に苦しみ、手術を受けると発表。離脱期間についてスペインメディアは5カ月から9カ月になるとの見解を示しており、今季絶望の可能性もある。
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シメオネ監督の三男ジュリアーノは2019年にリーベル・プレートを離れて、父がトップチームを率いるクラブ、アトレティコ・マドリーの下部組織に入団。Bチームで得点王になるなど存在感を放つと、昨季はレンタル移籍によってラ・リーガ2部レアル・サラゴサでプレーし、9得点3アシストの活躍でアイドルのように扱われた。そして今季、アトレティコとの契約を2028年まで延長してからアラベスにレンタル移籍し、ラ・リーガ1部に挑戦するはずだった。