ローマは、フランクフルトから退団するエヴァン・エンディカの獲得を発表した。
2018年にオセールからフランクフルトに加入したエンディカは、5シーズンにわたって公式戦183試合に出場して、昨シーズンのヨーロッパリーグ制覇に貢献。DFBポカール決勝進出を決めた今シーズンも同選手は守備陣の中心として公式戦44試合でプレーして2ゴールを記録していた。
しかし、今夏に満了を迎えるフランクフルトとエンディカの現行契約は延長されることなく、鎌田大地らとともに退団することが決定。フランス代表として各年代でプレーし、先日にコートジボワール代表を選択した23歳の長身センターバックには複数のクラブが関心を寄せると報じられてきたが、ローマ行きに迫ることがわかっていた。
そして21日、ローマはフリートランスファーでエンディカを獲得したことを発表。同選手は新天地で5番のユニフォームを着用することになり、双方は2028年までの5年契約を締結した。
ローマ加入の決まったエンディカは、クラブの公式ウェブサイトで「説明されたプロジェクト、クラブの歴史や名声により、僕はローマに来たいと思った。フットボールを愛し、そのために生きるファンタスティックな街だ。新しいサポーターの前でオリンピコのピッチに立ち、目標達成に向けて貢献できることを楽しみにしている」と意気込みを語った。
また、ジェネラルマネージャーを務めるティアゴ・ピント氏は、エンディカについて「エヴァンは若いが豊富な経験のある成熟した選手で、前所属先のヨーロッパでの成功において重要な役割を担った。彼は国際的に大きな注目を集めていたが、ローマを選んでくれたことに私たちはとても興奮している」と期待を寄せている。
なお、エンディカはローマにとってウセム・アワールに続く今夏2人目の新戦力となる。
チケット好評販売中!「川崎フロンターレ vs. FCバイエルン・ミュンヘン」スカパー!ブンデスリーガジャパンツアー2023