アメリカ・カリフォルニアで、23日にレアル・マドリーとミランのプレシーズンマッチが行われた。
長年チームを支えたベンゼマがサウジアラビアへ別れを告げたレアル・マドリー。これを機に20歳のベリンガムの獲得はミランから23歳ディアスを復帰させるなど、白い巨人にとって新章の幕が開けている。
対するミランは、チームの長年の核として見られていたトナーリの放出を決断。その移籍金でチェルシーからプリシッチやロフタス=チークを獲得し、選手層に厚みを加えようとしている状況となっている。
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注目のスタメンには、レアルはベリンガムや古巣対決となるディアス、ホセルら新加入選手が名を連ね、ミランもプリシッチやロフタス=チークが先発入りを果たしている。
試合は25分にミランが均衡を破る。プリシッチ のCKをトモリがヘディングで合わせ、先制に成功した。42分にはロフタス=チーク、カラブリアとつなぎ、最後はロメロがエリア手前から左足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに突き刺さり、2点差とした。
後半はレアルが反撃する展開に。57分、GKスポルティエッロのミスからバルベルデがゴールを挙げると、直後の59分に敵陣のエリア手前でボールを奪ったバルベルデが再び決める。あっという間に試合を振り出しに戻した。
終盤の84分、レオンからボールを奪ったレアルはモドリッチが自陣からロングフィード。このボールに抜け出したヴィニシウスが、ケアーとの駆け引きを制してGKとの1vs1に。メニャンの股を抜いたシュートが決まって逆転。
後半に3点を奪ったレアル・マドリーが、ミランに逆転勝利を収めている。