ヴィニシウスへの人種差別が続く中…アンチェロッティ「これはスペインフットボールの問題」

Vinicius Real Madrid
Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールに対しては今季だけで最低でも3度の人種差別があったと伝えられている。

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、人種差別がスペインフットボール界の問題であると主張した。

レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールに対しては、今シーズン最低でも3度の人種差別があったと伝えられている。先日の0-1で敗れたマジョルカ戦でも相手サポーターから容赦ないブーイングに加え、人種差別行為があったとしてラ・リーガが調査を行っている。

レアル・マドリーのアンチェロッティ監督はクラブ・ワールドカップ準決勝前のプレスカンファレンスで22歳の若きエース、ヴィニシウスに対するサポーターからの心無い行為について語った。

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「私の質問はこうだ、問題は何だ?ヴィニシウスなのか?ヴィニシウスのチームメイトなのか?問題は何なんだ?彼が彼自身を守るのか?ヴィニシウスが何に対して彼自身を守らなければならないんだ?彼のチームメイトは何に対して彼ら自身を守らなければならないんだ?私にはわからない」

「まるで問題はヴィニシウスにあるかのようだ。しかし、問題は彼の周りで起きていることだ。これはスペインフットボールの問題だ。まるでヴィニシウスが罪人のようだ。しかし実際は、彼は私には理解できないものの被害者なんだ。私もスペインフットボールの一員であり、これは我々が解決しなくてはならない問題であると感じている」

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