カタール代表の新指揮官はケイロスに決定…2022年W杯でイラン代表指揮して1勝挙げる

Carlos Queiroz
Getty
【欧州・海外サッカーニュース】カタールサッカー協会はカルロス・ケイロス監督と2026年ワールドカップ(W杯)までの契約を結んだ。

カタールサッカー協会は、同国代表チームの新指揮官にカルロス・ケイロス監督が就任したことを発表した。

2017年にカタールの指揮官に就任したフェリックス・サンチェス監督の下、チームは2019年アジアカップを優勝するなど飛躍。自国開催となる2022年ワールドカップ(W杯)に向けて同指揮官の下で強化を図っていた。

しかし、迎えた昨年11月、カタールは開幕節でエクアドル代表に完敗すると、セネガル代表、オランダ代表に敗れて、グループA3連敗でW杯敗退が決まった。これを受け、カタールサッカー協会とサンチェス監督は契約を更新しないことで合意し、退任が決定した。

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新指揮官の候補には元ポルトガル代表で、ポーランド代表を率いることが決まったフェルナンド・サントス監督の名前も挙がっていたようだが、カタールサッカー協会は6日にケイロス監督の新指揮官就任を発表。2026年W杯までの3年半契約を締結した。

69歳のケイロス監督は過去に名古屋グランパスを指揮し、イラン代表やアラブ首長国連邦代表を率いるなどアジアでの経験が豊富。カタールW杯でイランを指揮し、ウェールズ代表を下して同国に2大会連続の白星をもたらしていた。

カタールは来年1月に開催されるアジアカップでホストを務めることになっており、ケイロス監督には自国での大会連覇という使命が課されている。

Carlos Queiroz Qatar

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