PSG、新指揮官はジダンが最有力に…モウリーニョやチアゴ・モッタも候補か。現指揮官の去就進退は不透明

Zinedine Zidane
Getty
【欧州・海外サッカーニュース】獲得可能なタイトルがリーグ・アンのみになったパリ・サンジェルマンは、今夏に再び指揮官交代に踏み切るのだろうか。

パリ・サンジェルマン(PSG)が指揮官交代に踏み切った場合、新指揮官候補にジネディーヌ・ジダン監督とチアゴ・モッタ監督の名前が挙がるようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

昨夏に就任したクリストフ・ガルティエ監督の下、PSGはリオネル・メッシやネイマール、キリアン・エンバペが大活躍したりと好調なシーズン前半戦を送っていた。しかしワールドカップ後、チームは大不振に陥り、チャンピオンズリーグや国内カップ戦から早々に姿を消した。

さらに、2023年に入ってから公式戦8敗を喫して、独走していたリーグ・アンで2位以下に差を縮められるなどの状況を受け、ガルティエ監督の進退問題に発展する可能性が浮上。それでも、カギとされていたニース戦とRCランス戦を連勝して状況は好転したと考えられている。

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しかし、仮にリーグ・アンで優勝したとしてもPSGにとって失望のシーズンであること変わりはなく、今夏に再び指揮官交代に踏み切ることが予想される。現時点で正式な新指揮官探しに着手したわけではないが、『レキップ』によると、ジダン監督が新指揮官候補の最有力になるようだ。

また、スポーティングディレクターのルイス・カンポス氏ではなく、ナセル・アル=ケライフィ会長が大きな権限を持つとされる中、同会長はクラブのレジェンドであり、現在ボローニャを率いるチアゴ・モッタ監督の招聘にも興味を示すと伝えられている。

その他にも、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督や昨年末にリーベル・プレートから退任したマルセロ・ガジャルド監督の名前も浮上するようだ。

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