PSG、新GK22歳テナスをフリーで獲得…バルセロナ出身でU-21スペイン代表の正守護神

Arnau Tenas
Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)とアルナウ・テナスは2026年夏までの契約を結んだ。

パリ・サンジェルマン(PSG)は、アルナウ・テナスを獲得したことを発表した。

今夏にルイス・エンリケ監督を招聘したPSGは、新シーズン開幕に向けて堅実な補強を展開。マルコ・アセンシオやマヌエル・ウガルテ、イ・ガンインを獲得する中、GKの補強が必要であると考えられている。

守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが昨シーズンに不安定なパフォーマンスを見せており、昨シーズン後半戦をノッティンガム・フォレストで過ごしたケイロル・ナバスの退団が予想される。さらに、セルヒオ・リコは落馬事故で重傷を負い、いつ復帰できるかわからない状況だ。

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これを受け、PSGが今夏の移籍市場でセビージャのヤシン・ブヌやトッテナムのウーゴ・ロリスに関心を寄せることが判明。しかし、これらの選手たちとなかなか話が進まない中、同クラブは30日に若手GKテナスをフリートランスファーで獲得した。なお、双方は2026年夏までの3年契約を結んでいる。

バルセロナ下部組織出身のテナスは、Bチームでプレーしており、ファーストチームでのプレー経験はない。それでも、今夏に行われたU-21欧州選手権に出場したU-21スペイン代表の守護神を務め、チームの決勝進出に貢献していた。

テナスはクラブの公式ウェブサイトで「偉大なクラブで、最高の選手たちがいる。このプロジェクトの一部になりたかったし、今ここにいられて幸せだ。コーチのことは以前から知っていて、代表チームで彼の下でプレーしたことがある。彼はトップコーチだ」とコメントした。

なお、22歳のテナスをチームに加えたことで、PSGはブヌの獲得から撤退する可能性がある。

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