トッテナムに所属するブラジル代表FWリシャルリソンは、ピッチ外での苦労を明かした上で、「激動」の時期から立ち直るために精神面での助けを求めていることを明らかにした。『Globo』が伝えた。
このところリシャルリソンは苦戦を強いられている。ブラジル代表では2022年ワールドカップ以降ノーゴールが続き、2022年7月にエヴァートンからトッテナムに移籍したが、トッテナムでは現在40試合に出場してわずか4ゴールしか決めることができていない。
そして、今回の代表ウィークではブラジル代表としてボリビア、ペルーと対戦。どちらも勝利を収めたが、リシャルリソンは今回もノーゴールに終わった。ボリビア戦では交代時に涙を流すシーンも見られたが、ペルー戦後リシャルリソンは『Globo』にフィールド外の問題で悩んでいることを明かした。
以下に続く
「この5ヶ月間、ピッチ外で激動の時間を過ごした。家庭はうまくいっているが、僕のお金にしか目がなかった人たちが僕から離れていったんだ。今は物事が流れ始めたから、トッテナムでいいプレーができると思っている。そして涙を流した瞬間については、自身のプレーが悪かったからではなく、ピッチ外で起こっていたことが僕を制御不能にさせたんだ。
イングランドに戻ったら心理学者の助けを借りて、自分の精神を鍛えるつもりだ。もっと強くなり、そのために努力をする。そして試合のリズムをつかみ、トッテナムに連勝をもたらすんだ」
トッテナムは今週土曜日、シェフィールド・ユナイテッドと対戦する。リシャルリソンはまだ今シーズン、プレミアリーグでゴールを決めていないため、心を入れ替えてリズムを掴みたいところだ。