トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、リシャルリソンが精神的なサポートが必要であればクラブで援助すると言及した。
クラブや代表で苦戦が続くリシャルリソン。ブラジル代表では2022年ワールドカップ以降ノーゴールが続き、2022年から所属するトッテナムでも直近のシェフィールド・ユナイテッド戦でゴールを決めたが、現在41試合に出場してわずか5ゴールしか決めることができていない。
そんな中、9月9日に行われたワールドカップ南米予選でブラジル代表の一員としてピッチに立ったリシャルリソンは、ボリビアに5-1で快勝したものの、交代後にベンチで涙を流していた。『O Globo』によれば「より強くなるために心理学者の診察を受ける」と語っており、フィールド外の問題で悩んでいることが伝えられていた。
トッテナムの指揮官であるポステコグルー監督は、シェフィールド・ユナイテッドとの一戦を前にした記者会見でリシャルリソンについて言及。選手が助けを求めているのであれば、クラブは可能な限りサポートすると明かした。
「リッチー(リシャルリソン)に必要なものが何であれ、我々はクラブとして選手たちが助けを求めるのであればそれをサポートする。彼はボリビア戦後に感情的になってしまったが、それは良いことだと思う。ドレッシングルームにいる全ての選手が何かを抱えているものだ。常に自分の望むものではない何かを抱える。それが人生の一部であり、視野とバランスを保たなければならない。我々は彼らが必要とするサポートすべてを提供する」
クラブ側はサポートをする姿勢を見せる中、リシャルリソンは完全復活することができるだろうか。