カゼミーロが昨夏の移籍決断や適応について思いを語る「初日から愛されていると感じた」
(C)GettyImages
マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロは、昨夏のレアル・マドリーからの移籍について、キャリアの全盛期である今のうちに決断する必要があったと語った。ブラジル雑誌『Placar』が伝えた。
現在31歳のカゼミーロは、母国のサンパウロでプロキャリアをスタートさせると、2013年にレアル・マドリーのカスティージャにレンタル移籍。同年にトップチームデビューを果たすと、その後、買取が決定して移籍が実現した。
そこから昨夏までレアル・マドリーでは公式戦336試合に出場。5度のチャンピオンズリーグ制覇や、3度のリーグ制覇に貢献し、素晴らしい時間を過ごした。
そんなカゼミーロは昨夏にマンチェスター・Uへの移籍を決断。新天地ではさっそくリーグカップ制覇に貢献した。カゼミーロはそんな昨夏の決断を振り返り、「ビッグクラブを最高の状況で去れるチャンスだったんだ。もし今から2、3年後だったら、レアル・マドリーを離れて他のビッグクラブに行くことはなかっただろうし、リーグを変えようという野心もなかっただろう」と思いを明かした。
また、カゼミーロはすぐに適応できたのはクラブから受けた歓迎のおかげだと口にした。
「レアル・マドリーで10年過ごした後、それは簡単なことではなかった。だが、クラブのみんなはいつも愛情深く、初日から愛されていると感じたよ。ファン、スタッフ、選手、みんながとてもいい関係で、それが僕の適応にとってとても重要だったんだ」
「マンチェスターは住むのが大変な街だと聞いていたけど、とても気に入っているよ」と語ったカゼミーロ。来季、さらにチームに順応することで、素晴らしい活躍を見せてくれるだろうか。