リヴァプールOBのダニー・マーフィー氏は、ユルゲン・クロップ監督の後任としてブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が「完璧」な選択だと考えているようだ。
ドイツは9日、日本と国際親善試合を行い1-4と惨敗。ドイツサッカー連盟(DFB)はその翌日にハンジ・フリック監督の解任を発表するに至った。その結果、リヴァプールのクロップ監督が後任候補に名前が挙がることに。クロップ監督の代理人は就任の可能性を否定し、2026年まで契約を結ぶリヴァプールに残ることを明言したが、今後の動向が注目されている。
しかし現地では「クロップが去った場合、後継者として誰が適任か」が話題となっている。その答えについてリヴァプールOBのマーフィー氏は、ブライトンのデ・ゼルビ監督こそが適任であると『talkSPORT』と語った。
「 私は(誰が適任かの)答えを持っているので、(クロップが去ることを)心配していない。デ・ゼルビは完璧だと思う。彼は(後任の)準備ができているだろう。 素晴らしいサッカーをすると思うし、強いキャラクターを持っている」
「彼はブライトンでこのリーグでの仕事を学び、見事にこなしている。これ以上の候補者はいないよ。フットボール界は本当に変化が早い。だから来年の今頃は、今月の人気者が別の人になっているかもしれない。でも、彼は本物だと思う。彼には何かがある。(私が言えるのは)本物の重厚さがある、本物の存在感があるということ。そして、彼のチームのプレーが大好きだ」
一方で「まだしばらくはクロップが行くとは思えない」と語ったマーフィー氏。もし指揮官交代という日が来た場合には、デ・ゼルビ監督を推したいようだ。