シュートがファンに直撃もナポリFWが見せた“神対応”が話題に!本人は「謝罪を伝えなきゃと思って…」
ナポリFWヴィクター・オシムヘンが見せた“神対応”が話題となっている。
今季セリエAで圧倒的な強さを見せ、首位を独走するナポリ。故ディエゴ・マラドーナ氏が牽引した1989-90シーズン以来のスクデットに期待が膨らむ中、オシムヘンは直近4試合で5ゴールを奪うなど、絶好調を維持している。
そうして迎えた5日の第21節スペツィア戦でも当然のごとくスタメン入りを果たしていた。しかし、キックオフ前の練習でアクシデントが発生。ナイジェリア代表FWがウォームアップ中に放った強烈なシュートが、ゴール裏で見ていたファンの女性に直撃してしまった。
すると、オシムヘンはすぐさまスタンドに飛び込み、ファンの女性の元へ到達。ハグをしながら謝罪を行っている。周りにいたファンも拍手でその行動を称え、SNSでも大きな反響を集めている。
そんなナポリのエースは試合前のアクシデントに動じることなく、スペツィア戦では2ゴールをマーク。リーグ戦16試合で14ゴール目を奪い、3-0快勝の立役者となった。試合後『スカイ』のインタビューで、話題となった行動について説明している。
「練習でシュートを打っていたら、ゴールの上へ飛んでしまった。そうしたらファンの真ん中にいた女性がいたんだ。彼女はスマホを見ていたと思うんだけど、ボールが顔に当たってしまった。そんなつもりはなかったから、本当に申し訳なかったんだ。謝罪を伝えなきゃと思って駆け寄ったんだよ」
またオシムヘンは、「すべての勝利が重要で、勢いを維持して勝ち続けるために努力する。簡単なことではないし、セリエAは競争の激しいリーグだ。最高の状態で臨まないとね」と優勝争いに意気込みを語っている。