イェンツ、完全移籍でのヴォルフスブルク入りが正式決定…降格したシャルケでは吉田麻也とCBペアを結成
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ヴォルフスブルクは16日、来季に向けてフランスのロリアンからドイツ人DFモーリッツ・イェンツを獲得したことを発表した。契約は2027年までとなっている。
ユース時代はフラムの下部組織で過ごした現在24歳のイェンツは2021年夏にロリアンに加わると、2022-23シーズン前半戦のセルティックへのレンタルを経て、今年1月も期限付きでシャルケに加入。吉田麻也とセンターバックのペアを組み、ともに4試合連続の無失点、8試合負けなしに貢献したことが話題となった。
しかし、シャルケはそれでも2部へ降格。そのため、イェンツの買い取りオプションが無効となった。そして、同選手はヴォルフスブルクを新天地に選んでいる。新クラブの公式ウェブサイトで同選手は「この新しい挑戦をとても楽しみにしている」と語ると、次のように意気込みも口にした。
「VfLヴォルフスブルクは欧州コンペティションへの出場を目指す非常に野心的なクラブだ。成長するにあたって完璧な環境でもある。僕はハート、情熱をもってピッチに立つ、チームのため、そのカラーのためにすべてを出し切るプレーヤーだ」