NECナイメヘンの小川航基が公式戦デビュー戦で初ゴールをマークした。
13日に行われたエールディヴィジ開幕節でNECはホームにエクセルシオールを迎える。今夏に横浜FCから移籍した小川はセンターフォワードとして先発出場した。
先に試合を動かしたのはアウェーのエクセルシオール。12分に右サイドから崩し、ゴール前に低い弾道のクロスを入れると、ニコラス・アグラフィオティスがネットを揺らして先制する。それでもNECは36分、ユーリ・バースがヘディングを叩き込んで同点に。さらに、44分にはソンチェ・ハンセンがペナルティエリア右から左足でゴールに流し込んで逆転に成功し、NECの1点リードで試合を折り返した。
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後半開始早々の53分、エクセルシオールは右CKをカスパー・ウィデルが頭で合わせて試合は再び同点に。そして迎えた60分、小川に初ゴールが生まれる。右サイドからのCKをラセ・シェーネがゴール前に入れると、ファーサイドで待っていた日本人FWが頭で合わせてネットを揺らした。小川の公式戦初ゴールでNECはリードを取り戻した。
直後の65分に小川はペドロ・マルケスと交代してピッチを後に。その後、エクセルシオールが攻勢を強める中、73分にリッチー・オモロワが同点弾を挙げ、さらに後半アディショナルタイムにカウンターからオスカル・ウデナスが劇的な逆転ゴールをマークした。
試合はこのまま終わり、小川に初ゴールが生まれたNECはホームでエクセルシオールに3-4で敗れて黒星発進となった。