なでしこジャパンMF三浦成美、北米ノースカロライナ・カレッジへ完全移籍「常に成長を求めて頑張りたいと思います」
日テレ・東京ヴェルディベレーザの女子日本代表(なでしこジャパン)MF三浦成美が、アメリカの女子プロサッカーリーグのノースカロライナ・カレッジへ完全移籍することが発表された。
2013年から東京ヴェルディベレーザでプレーしてきた三浦。皇后杯で優勝5度、個人でもWEリーグ優秀選手賞を受賞するなど、国内トップクラスの選手として活躍を続けてきた。アメリカへの移籍に際して以下のようにコメントしている。
「このたび、アメリカのノースカロライナ・カレッジへ移籍することになりました。まず突然のご報告とシーズン途中での移籍となってしまい、申し訳ないです。チーム状態も良くなってきて、これからリーグの後期が始まるという中で難しい決断にはなりましたが、しっかりと自分で考え、決断しました」
「このクラブには小学生の時からスクールで通っていたので、14年間お世話になりました。毎日坂の上のグラウンドに通い、男女混合で色んな世代が集うこの場所でボールを蹴るのが大好きでした。ここには言葉で表せないような特別な想いがあります。メニーナ、ベレーザと緑のユニフォームを着て闘えたことは私の誇りです。サッカーに本気で向き合い、常に成長を追求し、何よりサッカーを楽しむ集団です。そんな選手、スタッフが大好きです。ここまで一緒にプレーしてくれた仲間にも心から感謝しています。試合に出られない時期や勝てない時期もありましたが、みんなにたくさん助けられました。先日の皇后杯の優勝も心の底から嬉しかったです」
「新天地でもここで学んだことを存分に活かして、何がやれるか、何が足りないか、常に成長を求めて頑張りたいと思います。どこへ行ってもいくつになっても緑の血を大切にサッカーをしたいです。長くなりましたが、12歳から25歳に至るまで、私を育てて下さった指導者の方々、クラブ関係者の方々、家族に心から感謝しています。またパートナー企業のみなさま、どんなに苦しい時期でも拍手して応援して下さったファン・サポーターのみなさま、ホームタウンのみなさま、本当にありがとうございました。離れる身ではありますが、このチームは最高です!後期のベレーザも応援を宜しくお願いします」
なお、三浦はなでしこジャパンでも主力としてプレーしており、これまで31試合に出場し、1ゴールを挙げている。