板倉滉はナポリのキム・ミンジェ後釜にふさわしい?OBが見解「素晴らしいプロフィール」
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今夏にナポリを退団する韓国代表DFキム・ミンジェの後釜探しについて、ナポリOBでスカウトのチーロ・カルーゾ氏が29日、地元ラジオ局『ラディオCRC』のインタビューで語った。
昨夏にカリドゥ・クリバリの後釜としてナポリに加入すると、すぐさまイタリアのカルチョに適応して印象的な活躍を見せ、クラブの33年ぶり優勝へと大きく貢献したキム。韓国代表DFは、1年前に結んだ契約の解除条項が有効な来月にナポリを離れる見込みとなっており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長らは代役となるDF探しに取り組んでいる。
そんな中、ナポリOBのカルーゾ氏が地元ナポリのラジオ番組に出演。後釜探しに言及すると、まずは獲得候補の1人であるアタランタの若手DFジョルジョ・スカルヴィーニに見解を示した。
「キムの後継者? どんなプレースタイルを目指すかにもよるだろう。何をしたいのかが、後釜を選択する上で非常に重要だ。例えばキムは、自陣ゴール前から60メートル離れた位置でのプレーを可能にする選手だった。プレースタイルを土台とすることで、どんな選手がチームに適しているのかがわかるはずだ。スカルヴィーニは、すぐさま獲得したい選手だが、あくまで重要な投資として獲得するべきだろう。キムの代役という責任を負わせるようなことはするべきではない」
続いてカルーゾ氏は、イタリア国外にも目を向け、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉に言及した。
「ヨーロッパ内でふさわしい選手はいるか? もちろん補強担当者や記者たちの注目を集めているイタクラは素晴らしいプロフィールだろう。ナポリは特別な場所であり、国際経験のある選手を獲得する必要があると言える」