長友佑都が強く感じた“W杯マジック”。望む未来は「スペイン戦後に『ブラボー』と言う光景」
日本代表DF長友佑都は「批判は僕に」と語った真相について説明している。
カタール・ワールドカップ2戦目コスタリカに敗れた日本代表だが、チームの雰囲気やコンディションについて問題ないとした長友は「前向いて進んでいる」とコメント。運命の第3節、スペイン戦に向けて失点を避けたいと話した。
「絶対失点したらもう確実に難しくなると思うのでそこは絶対に避けたい。チャンスはそこまで多くはないと思います。ただ作れないことはないのでしっかり守って、相手がバランス崩したところとか、そういった部分、ギャップとか隙みたいなものはあると思うので、そこを突いていきたい」
28日の取材時に「批判は僕に」と話し、コスタリカ戦後に批判されていた若手の伊藤洋輝を擁護した長友。改めて「ワールドカップは相当な難しさがある」とし、自身と重ね合わせる。
「ワールドカップに途中から出場するっていうのは難しい。僕が南アフリカ・ワールドカップの時、同じ立場だったら、僕はもっとひどいこと多分やってたんだろうと思うんですよ。だから、 そのぐらいワールドカップっていうのは難しい大会です。洋輝だけじゃなくて、初めての選手がたくさんいたので、若い選手たちが経験したというのは、非常に大きい大きい経験になったんじゃないかなと思います」
さらに、長友は「ワールドカップマジック」という言葉を出し、この舞台への強い思いを改めて語る。
「信念と覚悟は今まで自分が感じたことないぐらいのレベルでの強さで感じているので、もうこれは本当にワールドカップマジックですよね。ワールドカップっていうのは、本当に偉大な大会だなと改めて思うし、もうこの1試合で帰る気なんて一切ないです」
「今日、みんなでダウンしてストレッチしている時、空見ながらちょうど僕が、スペイン戦終わった後に、めちゃめちゃどでかい声で『ブラボー』と言ってる光景が浮かんできたんすよ。だから、これは現実になるなと。今までそういって降りてきてるものは、ほぼ確実に現実そうなってきてるんで、これはもう来たなというように思いました。とにかく、気を引き締めて、 もう1回みんなで一丸となって、勝負挑みたいなと思いますね」
さらに、決勝トーナメント進出を決めた際には「メディアの皆さんも本当に3150倍の称賛で称えてほしいなと思います。このパワーが代表に注入されて、前に進む前進する力に確実になるのでその時はお願いします」と報道陣にもサポートを求めた。