アフリカ勢初のW杯4強に導いたモロッコ指揮官「我々はカタールW杯のロッキーだ」
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モロッコ代表のワリド・レグラギ監督は、勝利したポルトガル代表戦後に歓喜のコメントを残した。
10日に行われたカタール・ワールドカップ準々決勝でモロッコはポルトガルと対戦。ポルトガルにボールを持たれる展開が続く中、42分にユセフ・エン＝ネシリのヘディングで先制点を奪う。その後はポルトガルの猛攻に遭うも、GKヤシン・ブヌを中心に踏ん張り、1-0で勝利した。
アフリカ勢初のワールドカップ準決勝にモロッコを導いたレグラギ監督は、試合後のプレスカンファレンスで「我々には明確な試合プランがあり、全員が働かないといけなかった。選手たちは人生の中で今日ほど走ったことはないと思うが、彼らは母国のためにこれだけのことをやった」と話し、喜びを続けた。
「スペイン戦ほど良くはなかったが、全身全霊を注げばチャンスを作れる。我々はこのワールドカップでみんなが愛するチームになっている。情熱や気持ち、信念を見せれば、成功できる。私の選手たちはこれを示した。我々は無失点でスペイン、ポルトガル、ベルギーを破った。これはミラクルではなく、ハードワークによるものだ。我々は我々の人たちを、そして大陸を幸せに、そして誇りにした」
「（映画の）ロッキーを見たとき、ロッキーを応援したくなるはずだ。彼のハートや献身性がそのようにさせる。我々はこのワールドカップのロッキーだと思う。小さなチームであっても夢を持ち、信じる必要がある。これは世界に対しての大きな、大きなメッセージになったと思う。今、世界はモロッコと一緒にあると思う」