W杯で躍動したモロッコMFアムラバト、準決勝敗退の結果に「これ以上の不快さを感じることはできない」
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モロッコ代表MFソフィアン・アムラバトは、敗れたカタール・ワールドカップ準決勝フランス代表戦後にコメントした。
14日に行われたカタール・ワールドカップ準決勝でモロッコはフランスと対戦。ここまで鉄壁の守りを見せるモロッコだが、開始5分で失点すると、後半にも1点を追加される。攻撃陣はフランス守備陣の身体を張ったディフェンスの前に得点できず、0-2で敗れた。
今回のワールドカップで大躍進を見せ、アフリカ勢初のベスト4進出を果たしたモロッコの中で特に注目を集めたのがアムラバト。今大会で市場価値が急騰したとも報じられる同選手は、フランス戦でも幾度となくボールポゼッションの回復に努めていた。
そんなアムラバトは試合後に『NOS』で「この結果にはただ不快で、これ以上の不快さを感じることはできない」と話し、この結果への思いを続けた。
「彼らは僕たちのセンターバックを自由にして、彼らのストライカー、オリヴィエ・ジルーは中盤で僕について回っていた。彼にやめるように言ったけど、彼は試合の間こうするよう指示されたと言っていた」
「ばかげたゴールで相手にリードを許した。そして、彼らは後ろへと下がって行った。仮に1-0でリードしていれば快適にプレーできるけど、0-1ではフランスの掌の中で僕たちはプレーさせられていた。それに、彼らの前線にはスピードがある…。僕たちはこのように王者相手にプレーしたことに胸を張るべきだ。モロッコの全員に大きな賛辞を送りたい」
「試合を振り返ったときに、僕たちは実感することになるだろう。でも、今は本当に不快だ。あとでこの結果について笑える時が来るかって？おそらくそれはないだろう。僕たちはとても近づいていたんだ。だからなおさら辛い結果だ」