リヴァプール守備陣を恐怖に陥れた三笘薫、現地記者「問題はブライトンがいつまで彼をとどめていられるか」

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】三笘薫がリヴァプール戦で見事なフィニッシュを見せた。

ブライトンの三笘薫がリヴァプール守備陣を恐怖に陥れている。

29日に行われたFAカップ4回戦でブライトンはリヴァプールと対戦。30分に先制を許したブライトンだが、39分にはルイス・ダンクのゴールで同点に。その後も拮抗した状態が続き、同点のまま終了するかに思われた後半アディショナルタイムに三笘が華麗なテクニックからネットを揺らして、ブライトンが2-1で逆転勝利した。

『GOAL』でリヴァプールの番記者を務めるニール・ジョーンズ氏はこの試合の“勝者”として三笘を選出。「この試合のベストプレーヤーだった」と称賛している。

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「彼が試合の決定的な瞬間を提供するのはふさわしいことだった。リヴァプールにとって三笘は、間違いなくすぐに出くわしたくはないだろう。日本のスター選手は2週間前のリーグ戦でリヴァプールを恐怖に陥れたが、この試合でもそうだった。三笘が右足のアウトサイドでクロスを上げた後、アリソンの見事なブロックがソリー・マーチのゴールを阻んだ。エストゥピニャンのクロスをコントロールし、ゴールに流し込んだ三笘の冷静さには驚かされた。彼はすごい選手だ。大きな問題は、ブライトンがいつまで彼をつなぎとめていられるか、そして彼が今まで地球のどこにいたのか、ということであることは間違いない」

また、一方で“敗者”にはリヴァプールのSB陣を選出。トレント・アレクサンダー=アーノルドについては「ミトマのスピードとトリックに再び苦しめられ、前線にはあまり出て行けなかった」と分析し、途中出場のジェームズ・ミルナーに関しては「三笘には苦戦したが、今、苦戦しない選手がいるだろうか?」と記している。

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