停滞中の鎌田大地のミラン行きは週明けに動きか?「来週初めに注目すべき」伊紙が予想

20230620_Kamada1_Arai(C)Kenichi Arai

今月末でフランクフルトを退団する日本代表MF鎌田大地のミラン移籍を巡る動向について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が23日、ミランの中盤補強に関する特集の中で触れた。

今夏の移籍市場において、フリーでのミラン移籍の可能性が報じられている鎌田。イタリア紙は、ニューカッスル移籍が急浮上したMFサンドロ・トナーリの後釜としてリストアップされたMFダヴィデ・フラッテージらとともに、ミラン中盤の有力な補強候補としてスポットライトを当てた。

鎌田はすでに、ミランとの基本合意が報じられていることから「その中盤において、居場所は予約されている」とイタリア紙は指摘。「ミランはフランクフルトの日本人選手に対し、来シーズンのトップチームにおけるスロットを約束した」と続けた。

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ただ、かねてより選手の代理人の手続き上の問題により、契約サインが遅れていることに言及。それでも「問題は、今月末から7月初めにかけて解決できるはずだ」との見解を示し、「来週初めに注目するべきだ」として、週明けに何らかの動きがある可能性を示唆した。

さらにイタリア紙は「すべては、ミランとカマダがお互いの合意を守るはずであることを予感させる」と主張。「契約サインから正式発表へとつながるはずだ」との見通しを示した。しかし「高速で進む今回のメルカートがまたしてもサプライズを起こすことがあれば、すべてが再検討されるだろう」と述べ、予想外の出来事が起きる可能性も否定できないことを認めた。