メッシのMLS挑戦は簡単じゃない?米代表が警告「遠征や緊迫した接戦も多いし…」

messi argentina netherlands(C)Getty Images

アメリカ代表DFウォーカー・ジマーマンは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのMLS(メジャー・リーグ・サッカー)挑戦を歓迎している。

今季限りでのパリ・サンジェルマン(PSG)退団が決定し、その去就に大きな注目が集まっていたメッシ。サウジアラビア行きの可能性のほか、直近では古巣バルセロナが復帰へ向けて動いていることが確認されていた。メッシ本人も復帰を望んでいることを明かしたが、7日にMLSのインテル・マイアミ加入が正式に発表されている。

そんなメッシに対し、キャリアを通じてMLSでプレーし、現在はナッシュビルSCで活躍するジマーマンが言及。「次元を超えた才能であり、このスポーツを超越した存在だ」とリスペクトを示しつつ、MLSは簡単ではないと強調している。

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「彼は非常に競争力のある選手だし、そのレベルを維持してくれることを願っている。MLSが難しいリーグであることは、みんなが目にしてきたからね。遠征も多いし、緊迫した接戦も多いんだ」

「メッシにとってそれは珍しいことじゃないかもしれないけど、選手はみんな彼がボールを持った時は常に『ボールを奪ってやる』、『パスをインターセプトしてやる』って思うはずだ。そして、その話を子どもたちに伝えたいはずなんだ」

「彼がマイアミで多くのことを成し遂げ、クラブに成功をもたらすことを期待しているよ。この国でどれだけの歓迎を受けるのか、本当に楽しみだね」

またジマーマンは、「MLS史上最高の契約の1つだし、(デイヴィッド)ベッカムを思い出すよ。彼の加入から15年間でリーグは大きく変わった。15年後に同じ様になってるといいね。特に2026年のワールドカップに向けて、この国とこのスポーツにとって素晴らしいものになるはずだ」と期待を込めた。