メッシに加えベンゼマ、モドリッチ、ラモスも?サウジ勢がビッグネーム獲得へ高額オファー準備か

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】クリスティアーノ・ロナウドを獲得し、リオネル・メッシとの契約に動くとされるサウジアラビア・プロリーグ。しかし、さらなるスターを引き入れる考えのようだ。

サウジアラビア・プロリーグの複数クラブは、さらなるビッグネーム獲得に向けてオファーを準備しているようだ。

近年サッカー界で大きな話題となっているサウジアラビア・プロリーグ。昨年には、アル・ナスルがクリスティアーノ・ロナウドと年間1億7300万ポンド(約283億円)という超大型契約を締結。さらに現在、パリ・サンジェルマン(PSG)で去就不透明となっているリオネル・メッシに対し、アル・ヒラルがC・ロナウド以上の給与を準備していることが広く報じられている。

しかし、ターゲットはメッシだけではないようだ。『CBS Sports』によると、リーグ関係者はルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)、カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)、セルヒオ・ラモス(PSG)、エンゴロ・カンテ(チェルシー)の獲得に複数クラブが高額オファーを準備していると明かしたという。

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同メディアによると、アル・イテハドはベンゼマ側にすでに売り込みをかけており、今季限りでレアル・マドリーとの契約が満了することから、説得を楽観視しているようだ。また、モドリッチとラモスもそれぞれ今季で所属クラブとの契約が満了に。モドリッチは未だレアル・マドリーとの契約交渉が進んでおらず、ラモスに関しては「人件費削減を目指すPSG側は、週給20万ユーロ(約2900万円)を受け取るもケガがちなラモス退団を喜んでいるように見える」と伝えられている。一方でアル・ナスルは、チェルシーとの契約満了に近づくMFエンゴロ・カンテの動向を注視しているようだ。

その上で、『CBS Sports』は「C・ロナウドの獲得がピッチ内外で成功を収めたことで、サウジアラビア・プロリーグにより多くのスーパースターを呼び込むキッカケができたと見ることもできる。だが、リヤドでの“メッシ構想”はC・ロナウドよりも前から存在した」とし、メッシとの契約を最優先に進めているとも伝えている。

C・ロナウドの加入により、チケットやユニフォームの売上以外にも、ゴールシーンなどSNSでも大きな話題となり、世界中の注目が高まっているとされるサウジアラビア・プロリーグ。エジプト、ギリシャとともに2030年ワールドカップ招致を目指す中、さらなるビッグネーム獲得を画策しているようだ。

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