シャルケ地元メディア、吉田麻也に辛辣評価…新DF獲得で「最も明確な犠牲者。ベンチ降格の危機」

20230127 Maya Yoshida
Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】ブンデスリーガで最下位に沈むシャルケ。モリッツ・イェンツの獲得により、吉田麻也がレギュラーの座を失う可能性があるようだ。

シャルケDF吉田麻也は、レギュラーの座を失う危機に瀕しているのかもしれない。地元メディア『DER WESTEN』が伝えた。

昨夏にフリーでシャルケに加入した吉田。デビュー戦となったDFBポカール1回戦や続くブンデスリーガ開幕節ではキャプテンマークを巻くなどすぐさまチームにフィットし、これまでブンデスリーガ全17試合に先発している。

しかしチームは厳しい戦いを強いられており、ここまで17試合で2勝3分け12敗で最下位に低迷。得点「14」はリーグワースト、失点「41」もリーグワースト2位となっている。特にワードカップ中断明け後の2試合では9失点と、守備陣が苦戦。これを受け、急遽ロリアンから23歳のドイツ人DFモリッツ・イェンツをレンタルで獲得している。

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そして『DER WESTEN』は「多くのファンにとって、誰がイェンツに道を譲らなければならないかは明確」としつつ、「吉田にベンチ降格の危機」と指摘。日本代表DFのパフォーマンスを批判し、スタメンの座を失う可能性があると分析した。

「イェンツが当分の間レギュラーの座を確保するのは間違いない。少なくとも次の試合までは誰がスタメンを外れるかはわからないが、最も明確な犠牲者は吉田麻也のようだ」

「夏には祝福された日本代表DFだが、シーズン前半戦のプレーには失望させられた。ワードカップの好パフォーマンスは好転を期待させるものだったが、再開後の2試合で悲惨な姿を晒してしまっている。そして今、ベンチ降格の危機に瀕しているかもしれない。クラブはもはや、変化へ向けて我慢する時間がないのだ」

現在1試合未消化ながら、残留圏内の15位シュトゥットガルトには7ポイント差をつけられているシャルケ。残留に向け、シーズン後半戦で吉田は出場機会を確保できるのだろうか。

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