マン・U、C・パレスに辛勝もカゼミーロが一発レッド。両チーム入り乱れる中で首を絞める形に…数試合の出場停止へ

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(C)Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】プレミアリーグ第22節、マンチェスター・ユナイテッド対クリスタル・パレスが開催。

マンチェスター・ユナイテッドは4日、プレミアリーグ第22節でクリスタル・パレスをホームに迎えた。

リーグ4位のマンチェスター・Uと、同12位に位置するC・パレスの対戦は序盤に動く。4分、左サイドからラッシュフォードが入れたクロスがヒューズの手に当たってPKに。これをブルーノ・フェルナンデスが冷静に沈め、マンチェスター・Uが幸先よく先制した。

12分にCKからヴェグホストがGKグアイタのファインセーブを強いる枠内へのヘディングシュートでゴールに迫ったマンチェスター・Uは、27分にも裏抜けしたラッシュフォードが枠内シュート。しかし、これもGKのセーブに遭う。

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逆に42分にはシュラップの強烈なミドルシュートを浴びたマンチェスター・Uだが、ここはGKデ・ヘアが好セーブを披露し、1点リードのまま前半を終えた。

迎えた後半、55分にラッシュフォードがボックス左でのカットインシュートでゴールを脅かしたマンチェスター・U。ヴェグホストに代えて左ウイングにガルナチョを入れると、センターフォワードにポジションを移したラッシュフォードが待望の追加点を決める。62分、ボックス左からショーが入れたグラウンダークロスにダイレクトで合わせてネットを揺らし、エースが今季19ゴール目をマークした。

しかし、70分にはマンチェスター・Uに痛恨の判定が下る。アントニーがシュラップに押されてサイドライン際へ倒れたことをキッカケに、両チームの複数選手が入り乱れる揉み合いに。その中で首を絞めるような形でヒューズを制していたカゼミーロがVAR判定の結果、暴力的行為とみなされレッドカード判定が下される。マンチェスター・Uは10人となっただけでなく、今後の試合でカゼミーロを出場停止(通常のレッドカードは3試合)で欠くことになってしまった。

さらに、数的優位となったC・パレスは76分、CKの流れからドゥクレのシュートをゴール前でコースを変えたシュラップがネットを揺らし、1点を返す。その後もC・パレスの圧力に苦しんだマンチェスター・Uだが、85分に新戦力のザビッツァーを投入した中、何とかそのまま2-1で逃げ切り。代償が大きかったものの、ホームで勝ち点3を奪取した。

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