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マンチェスター・シティ

「僕たちは諦めない」ロシアのウクライナ侵攻を受けてジンチェンコが悲痛な叫び

15:00 JST 2022/03/05
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【欧州・海外サッカーニュース】マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)のオレクサンドル・ジンチェンコは、この一週間の出来事に心を痛めている。

マンチェスター・シティのオレクサンドル・ジンチェンコが、ロシアのウクライナ侵攻について思いを口にした。

今もなお続いているロシア軍によるウクライナ侵攻は、サッカー界にもさまざまな影響を及ぼしている。海外でプレーするサッカー選手の1人であるジンチェンコは、ロシア軍の攻撃が始まった時の心境を赤裸々に語った。

「英国時間で真夜中に妻が泣きながら僕のことを起こしたんだ。ウクライナで何が起こっているかをビデオや写真で教えてくれた。とてもチョックだったよ。一番似ている感覚は、身近な人の死じゃないかな。この感覚は、心の中がとても嫌な気分になる。今までで最もひどいものだったよ」

一週間経った今も、ジンチェンコはそういった感覚を持ち続けているようだ。

「もうただ泣いているだけだよ。一週間も経っているからちゃんと回数を覚えているわけではないけれど、練習場に向かう車の中とか、どこでもいいから何もないところで泣いている」

「想像してほしい。生まれた故郷、自分が育った街。そしてそこが何もない荒地になっていることを」

今回のロシアのウクライナ侵攻により、先日、ヴィタリー・サピロ(21)とドミトロ・マルティネンコ(25)といった若いサッカー選手が命を落としたことが報じられた。さらに、ウクライナの名門クラブであるシャフタール・ドネツクのCEOを務めるセルゲイ・パルキン氏は、「ロシアの砲弾の破片によって」ユースコーチが亡くなったことを明かした。

イギリスでサッカーを続けているジンチェンコだが、本当は国に戻って仲間たちと一緒に戦うことを望んでいるという。

「正直にいうと、妻や娘がいなければ、僕はウクライナにいただろう。これは生まれつきの感覚であり、僕の国の人々の考え、彼らのメンタリティは僕と同じだと思う。ウクライナ人であることを誇りに思っているし、これからもそれは変わらない。国民は命をかけて戦っているんだ。そしてみんな諦めるつもりはない」

最後にジンチェンコは、支援してくれる世界中の人々に感謝のメッセージを送った。

「応援してくれる人たち全てにとても感謝しているよ。こんなことになるとは思っていなかった。だからこそ、みんなの支援にとても感謝している。ありがとう。ウクライナの人たちもそれをわかっていて、彼らはテレビで世界からの支援をわかっている。ウクライナを応援してくれる人たちから『諦めるな』と背中を押してもらっている。そして僕の仲間たちは絶対に諦めない」