練習態度からベンチとなったマジョルカMF久保建英、アギーレ監督がプライベートで明かした改善すべき点とは?

kubo(C)Getty Images

スペイン紙『マルカ』のチーフエディターを務めるフアン・カストロ氏が、マジョルカを率いるハビエル・アギーレ監督の久保建英評を伝えた。

マジョルカは9日に行われたラ・リーガ第31節でアトレティコ・マドリーをホームに迎えた。この試合、久保は先発予想もあった中でベンチスタートに。54分からの出場で精力的に動き、1-0での金星に貢献した。

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内田篤人氏がMCを務める『DAZN』の番組「FOOTBALL TIME」で久保についてレポートしたフアン・カストロ氏は、「アギーレは試合後の会見で久保が先発ではなかった理由について、当初は先発メンバーで考えていたが、練習中の態度が気に入らずベンチにしたとコメントしました。しかし、途中から出場した久保の積極果敢なプレーを称賛もしました」とコメント。プライベートで会った際に同監督が久保について語った評価を伝えた。

「今週、私はアギーレ監督とプライベートで会食しましたが、久保について多くのことを語ってくれました。『久保は重要な存在でチームのために全力で戦わなければならない』と。そのためにメンタル面を変えたいと考えていました。マジョルカの置かれているチーム状況は依然として厳しいですが、アギーレは私に『久保は礼儀正しく素晴らしい青年だがメンタルの改善は少し必要だ』と語っていました」

なお、アギーレ監督はアトレティコ戦後、久保について「実際の彼はプレーするに値した。私がスタメンを一人ひとり決めていく一回の練習が悪かったことを除けばね。その際の彼は好ましくなかった。無気力で、冷めていて、自分の居場所を見つけられずにいた」と語りつつも、「だがタケには素晴らしい意欲があった。ああしたプレーを見せてくれるならば、チームにとってファンタスティックだよ。競い、戦っていたし、私は彼に満足しているんだ」とパフォーマンスへの満足感を示していた。

マジョルカは16日に行われる今節、エルチェとのアウェー戦を迎える。久保は先発の座を奪い返すことができるだろうか。