クロップ、本拠地ラストゲーム戦ったフィルミーノとミルナーに「我々が愛している理由を示してくれた」
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、本拠地アンフィールドでの最終戦を戦ったロベルト・フィルミーノとジェームズ・ミルナーについて語った。
20日に行われたプレミアリーグ第37節でリヴァプールはホームでアストン・ヴィラと対戦。前半のうちにリードを許したリヴァプールだが、途中出場したフィルミーノが89分に同点弾を挙げて1-1のドローで終え、逆転でのトップ4フィニッシュへの望みをつないだ。
アストン・ヴィラ戦での勝ち点1獲得の立役者であるフィルミーノだが、今夏にリヴァプールから退団する。本拠地最終戦で得点を挙げた同選手は、試合後に涙を流す場面もあった。
クロップ監督は、フィルミーノとともにこの試合でリヴァプールでの本拠地最終戦をプレーしたミルナーについてイギリス『スカイスポーツ』で「今日プレーした両選手は、20分間にわたって我々が彼らを愛している理由やみんなが彼らから期待できるものを示したと思う」と話し、長年にわたる貢献を労った。
「ミリーがもたらした情熱とインテンシティ。ボビーはライン間で最高のフットボーラーだ。寂しくなるね。しかし、人生の中の最も素晴らしい物語のように、彼らには終わりがある。この物語はまだ終わっていない。永遠ではないが、これもフットボールの一部だ」
また、クロップ監督は『BBC』に対してもフィルミーノとミルナーについて語った。
「ミリーとボビーの貢献度はクレイジーだった。我々がこれから恋しくなるものを目にした。これは我々がともに記した物語で、我々は新しい物語を書き始めないといけないし、彼らも新しい物語を書かないといけない」
「我々はミリーなしでリーダーシップを強化していかないといけない。ボビーはボビーだ。(退団する)彼ら全員のことを恋しく思うだろう。我々全員が彼らの退団を喜ぶのではなく悲しむことはより良いことだ」