チャビ、レヴァンドフスキへの興味を認める「彼はバイエルン退団希望をすでに公にしている。だが獲得は簡単ではない」
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バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、バイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レヴァンドフスキに対する興味を認めている。
レヴァンドフスキは先に来夏まで契約を結ぶバイエルン退団希望を表明。その移籍先として挙げられているのが、チャビ監督が点取り屋を求めているバルセロナだった。
22日のラ・リーガ最終節、本拠地カンプ・ノウでのビジャレアル戦前日に会見に出席したチャビ監督は、レヴァンドフスキが獲得候補の一人であることを認めた。が、獲得実現が容易ではないことも強調している。
「彼は選択肢の一つ、可能性の一つだ。すでに、退団を希望していることを公にしている。交渉が行われなければならないが、相手がバイエルンだけに簡単ではない。彼はオプションの一つなんだ」
チャビ監督は、来季バルセロナがタイトルを争うためには補強が必要であることを主張しながら、クラブの財政難もしっかりと受け止めている。
「私たちはクラックの獲得競争に参加できない。ハーランドやエンバペといった選手の争奪戦には加われないんだ。そうしたいのは山々だが、財政状況が許してはくれない。それでも、私たちは後ろを振り返ってばかりではいけないし、一枚岩となり前に進まなくてはいけない」
その一方で、バルセロナにとってはパリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペがレアル・マドリーに移籍することなく、パリに残った方が喜ばしいことかどうか問われると、笑みを浮かべながらこう返答した。
「バルセロナのことについて聞いてくれ。一度チャンスをあげるから、違う質問をしなよ(笑)」
「ほかの質問は用意してないって? ……(エンバペは)好きなようにすればいい。自分が幸せであるように。すべては彼次第なんだ。私たちには関係がないことだし、質問の意味は理解できないがね」