ルヴァンカップの4強が決定! 準決勝は名古屋vs福岡、浦和vs横浜FMに

fukuoka(C)Hiroto Taniyama

JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝の第2戦が10日に開催され、ベスト4が出揃った。

横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌

第1戦で札幌に2-3と先勝された横浜F・マリノスはホームでの第2戦、32分に水沼宏太が先制点を記録。さらに後半も主導権を握ると、アンデルソン・ロペスのゴールとナム・テヒのループ気味のミドルシュートで一気に3-0とする。終盤に札幌MF駒井善成が2枚目のイエローカードで退場した中、そのまま3-0で勝利した横浜FMが2戦合計5-3で逆転突破を決めた。

鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

第1戦を1-1で引き分けた鹿島と名古屋の一戦は開始3分、和泉竜司のCKから中島大嘉がヘディング弾を沈めて名古屋が先制する。鈴木優磨のポスト直撃のシュートなどで反撃に出る鹿島はビハインドで迎えた後半、51分に柴崎岳の縦パスを受けた仲間隼斗が鋭いシュートを突き刺し、同点に。そのまま延長戦にもつれ込むと、名古屋が延長後半14分に劇的弾。ペナルティアーク左手前でボールを受けた吉田温紀が左足を振り抜き、シュートを突き刺す。結局、このゴールにより2-1で勝利した名古屋が2戦合計3-2でベスト4入りを決めた。

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アビスパ福岡vsFC東京

敵地での第1戦を0-1で落とした福岡はホームでの第2戦、36分に先制。右サイドからのクロスをファーの小田逸稀が落とすと、これを正面の山岸祐也が詰めて先手を取る。さらに攻める福岡は前半アディショナルタイム、CKに合わせた小田逸稀のヘディング弾が決まり、2点リードで合計スコアでも逆転する。迎えた後半、終盤にかけて反撃に遭った福岡だが最後まで得点を許さず、2-0で勝利。2戦合計2-1で福岡が準決勝に進出した。

浦和レッズvsガンバ大阪

G大阪との敵地での第1戦を1-0で制していた浦和はホームでの第2戦、8分に岩尾憲のCKからブライアン・リンセンが強烈なヘディング弾を突き刺して先制。さらに迎えた後半、63分にも左サイドからのクロスを正面で受けたリンセンが左足のシュートをゴール右に突き刺し、2-0とする。さらに浦和は86分にボックス左手前からアレックス・シャルクが放ったシュートがゴール右に決まってダメ押し。3-0で勝利し、2戦合計4-0の2連勝で4強入りを決めた。

この結果、準決勝のカードは名古屋vs福岡、浦和vs横浜FMに決定。準決勝は10月11日と15日に開催される。