アンス・ファティに移籍の意思は無し?バルセロナ残留希望を代理人が会長に通達か
(C)Getty Images
今シーズン終了後の退団の噂が絶えないバルセロナのFWアンス・ファティだが、代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、退団を望んでいないことをジョアン・ラポルタ会長に伝えたようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
バルセロナの下部組織出身で、現在20歳のアンス・ファティ。2019年8月に16歳298日にしてクラブ史上2番目の若さでプロデビューを飾った。その後は度重なる負傷離脱に苦しみ、なかなか大きな結果を残すことができなかったが、今季はここまでリーグ戦31試合に出場して4ゴール3アシストを記録。チーム内での序列はそれほど高くなくスタメン起用は少ないが、確かな結果を残している。
そうした中、バルセロナは今夏の移籍市場でファイナンシャル・フェアプレーのバランスを取るため選手の売却が必要とされており、その一人としてアンス・ファティの名前が上がっていた。
しかし『マルカ』によると、今夏の移籍はないようだ。ジョルジュ・メンデス氏は、先週アンス・ファティと父親に面会。そこで選手本人はバルセロナで成功することであり、退団を望んでいないことを明言した模様。そして、代理人は今週水曜日の会議でジョアン・ラポルタ会長に伝えたようだ。
現在、クラブのレジェンドであるリオネル・メッシの後を継ぎ、背番号10をつけるアンス・ファティ。移籍の噂も絶えないが、本人の気持ちとしてはバルセロナ残留しか考えていないようだ。