サウジアラビアのアル・イテハドは20日、チェルシーからMFエンゴロ・カンテを獲得したことを発表した。
2015-16シーズンにレスターのプレミアリーグ制覇に貢献して翌シーズンにチェルシー入りしたカンテは、同クラブで7シーズンにわたって主力としてプレー。通算269試合に出場してプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきたが、今季は負傷が重なったことで公式戦9試合にとどまった。
そのカンテは今季限りでチェルシーとの契約が満了を迎える中、移籍が濃厚に。カンテへの興味を強めて巨額オファーを出したと伝えられたアル・イテハドへの移籍が決定的とみられていた。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、カンテはボーナスを含めて4年総額1億ユーロ(約150億円)ほどの報酬を得ることになるという。
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クラブは公式ツイッターで「フェイクニュースを信じるな。カンテは今、イテハドの選手だ」と発表している。また、背番号は7となる。
なお、今季のサウジアラビアリーグを制したアル・イテハドは今月6日、レアル・マドリーに所属していたFWカリム・ベンゼマもカンテと同額程度の年俸を提示して獲得。資金力を活かし、立て続けに大物を引き入れることに成功している。