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J1リーグ

サガン鳥栖が金明輝監督の退任を発表…代表取締役が経緯説明「本人からの申し出」「不本意ですが…」

13:21 JST 2021/12/20
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【Jリーグ(J1)最新情報】金明輝監督が指揮したサガン鳥栖は2021シーズンの明治安田生命J1リーグを7位で終えていた。

サガン鳥栖は20日、金明輝監督が退任することを発表した。同指揮官の今後や後任については決定次第改めて知らせるとしている。

金明輝監督は、2012年に鳥栖のスクールコーチとして指導者業をスタート。同クラブで各世代の指揮官を歴任し、2018年10月からはマッシモ・フィッカデンティ元監督の後任としてトップチームで采配を振るった。

その後、2019年からルイス・カレーラス元監督が招聘されるとトップチームコーチに。しかし、同年5月より再び指揮官を務めることとなった。

金明輝監督の下でソリッドなサッカーを続けた鳥栖は2019シーズンこそ残留争いに巻き込まれたものの、2020シーズンは13位、2021シーズンは7位でフィニッシュ。一方で、選手にパワーハラスメントを行っていたとしてJリーグの調査を受けており、結果が待たれる状況となっている。

金明輝監督はクラブ公式サイトを通じて「まずは改めて11年間、サガン鳥栖という素晴らしいクラブで働けたことに感謝します。たくさんの思い出がありすぎて何から伝えていいのかわかりません。私の指導者人生はサガン鳥栖に育てられ、サガン鳥栖に全てを捧げてきました」とまずは感謝のメッセージ。トップチーム指揮官としての日々を振り返った。

「トップチームの監督になった2018年10月から今までたくさんの選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、そして日本一のファン・サポーターに支えられ、戦ってこれました。凄まじい残留争いをした時、試合当日を迎えるのが怖かったことを今も鮮明に覚えています。また、コロナ禍における無観客での試合を経験し、ファン・サポーターの大切さを改めて痛感しました。

また、上位争いを繰り広げることもあった今シーズンの戦いぶりにも触れた。

「今シーズンはチームワーク、一体感をベースに選手、スタッフ、サポーターが一岩となり、最高のゲームを幾度も披露し、たくさんの勝利をあげることができました。最高の選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、ファン・サポーターと共に戦えたことを嬉しく思うと同時に誇らしく思います」

そして「サガン鳥栖無くして今の私はありません」と繰り返し感謝を綴った金明輝監督は、「今シーズン、私の指導者としての未熟さゆえに、たくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます」とも。まだ調査結果は確定していないもののパワハラ問題への反省の意を示し、以下のように続けた。

「またいつか成長した姿をお見せできる日がくることを楽しみにしております。今後のサガン鳥栖の繁栄を心より願っております。11年間本当にありがとうございました。最後にどんな時も僕を支え、辛い時も共に乗り越えてくれた家族、両親に改めて感謝したいと思います」

クラブ公式サイトでは福岡淳二郎代表取締役のコメントも掲載。「ファン・サポーター並びにスポンサーの皆様方、そして、いつも温かい応援をしていただいている関係各位の皆様方には、多大なるご心配をおかけしていることを、心よりお詫び申し上げます」とお詫びのメッセージから入り、退任の経緯を明かした。

「金明輝監督の進退につきまして、本人からの申し出もあり、お互いに協議した結果、退任という形となりました。クラブとしては、来季もJ1で戦い抜くためのチーム編成を考慮したうえで、不本意ではありますが判断をいたしました」

一方で「退任される金明輝監督に、クラブを代表して感謝申し上げるとともに、これまでの多大なる功績に対して敬意を表します。本当にありがとうございました」と、指揮官への感謝も伝えられた。