守田英正が求める日本代表のチームとしての幅「同じスタイルを貫くのは難しい」
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日本代表MF守田英正が改めてカタール・ワールドカップ敗退を振り返った。
カタールW杯ベスト16に終わった日本代表。守田は敗退から一夜明けても「まだ整理できていない」と認め、「言い始めればキリがないぐらい課題点はあると思います」と明かす。また、今後日本代表が世界と渡り合っていくためには「主体的にサッカーをする」必要があるとする。
「今後日本サッカーが向上していったり、本当に強豪国を相手に戦っていくには、自分たちから主体的にサッカーをする必要がある。相手にアジャストするだけではなくて、自分たちから行動していく必要があるかなと思いますし、それができる国だというのは、僕自身今大会をやってみて肌で感じたので。そういう部分が次のワールドカップまでの3年半で必要な部分なのかなと思います」
また、守田はスタイルについて「大会を通して一貫して同じスタイルを貫くのは難しい」とし、チームに幅をもたすことを求める。
「チームとしてちゃんとプランを持って何個も選択肢がある中で、その時に何をチョイスするかっていうところに持っていくべきかなと。これしかできないとか、僕たちはこれをやってきたから、これを貫くというのはもちろんいいと思いますけど、その時々で一番ベストな戦い方を持っておくべきだと思います。言葉にするのは難しいですけど、そのための4年間であるべきだなと思います」
ひたすら守ってカウンターという戦いには「弱いチームが勝つ、勝率を上げる戦い方」と認めた守田。それでも、「日本が今後、今までにないようなものを見せるには、もうそこにチャレンジしていいんじゃないかな。それぐらいの力には今あると思っているので、僕自身もそれにチャレンジしたいなと思ってます」とボールを持つ選択肢についても言及した。