ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、日本代表戦後にチームについて語った。
昨年のワールドカップでは初戦で日本に敗れるなど、2大会連続のグループステージ敗退に終わったドイツ。ハンジ・フリック監督の続投は決まったものの、EURO2024開催国としての戦いを控える中、6月の親善試合でも1分け2敗と勝利がなく、国内では厳しい声が上がっていた。
そんな中で迎えた9日の日本とのリベンジマッチ、11分に伊東純也の先制点を許したが、19分にはリロイ・ザネが同点弾を奪う。しかし前半のうちに勝ち越されると、終了間際にはさらに2失点。ホームで1-4と厳しい敗戦を喫している。
以下に続く
この敗戦により、ドイツメディアではフリック監督解任論が高まっている。厳しい批判が相次ぐ中、テア・シュテーゲンは試合後に以下のように語った。
「僕らは良いゲームができなかった。良い局面もあったけど、愚かな2失点を許した。確かに犯すべきではないミスを犯してしまったんだ。完全に自己批判的になってしまい、良い仕事ができなかったね」
「いつも『監督のせいだ』と批判するのは簡単だけど、ピッチに立っているのは選手であり、結果に対しての責任がある。ピッチ上のチームは素晴らしく、もっとうまくやれたはずだ。だが、それを管理できなかった。それが今の現状だよ。ピッチ上でクオリティを発揮できていない」
「僕らにはピッチ内外で素晴らしいチームがある。なぜそれをピッチで表現できないのか、僕にはわからない。それがもう1つの痛手だ」