DCユナイテッドのウェイン・ルーニー監督は、インテル・マイアミに加入したリオネル・メッシについて語った。
今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンから退団したメッシは、新天地をメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに移す決断を下した。そして15日、アルゼンチン代表のスーパースターは正式にクラブの一員となり、背番号10を着用することが発表。16日にはセレモニーも行われている。
史上最多となるバロンドール7度を受賞し、2022年ワールドカップで主将としてワールドカップを制したメッシ。史上最高の選手の1人として、アメリカ挑戦には大きな注目が集まっている。そんな中、キャリアの晩年にDCユナイテッドでプレーし、現在はチームを指揮するルーニー監督は、イギリス『ザ・タイムズ』で警鐘を鳴らした。
「彼のためにすべてが準備されていて、そこら中に仲間がいるね!(セルヒオ)ブスケツやジョルディ・アルバはインテル・マイアミと契約し、(アンドレス)イニエスタやルイス・スアレスも加わる可能性がある。メッシには彼が気に入っていて、信頼する監督もいる。特にサウジアラビアで今起きていることを考えれば、メッシを魅了したMLSにとってはとても大きなことだね」
「ただ、ここでは簡単にはいかないだろう。気が狂っているように聞こえるかもしれないが、ここにやってきた選手たちはタフなリーグだと感じている。長距離の移動や異なる街での異なるコンディションに加えて、ピッチ上には多くのエネルギーやインテンシティがあるんだ」
その上で「アメリカ人は勝者が大好きだ。それ以上に彼らはスキルを見たがっているし、楽しみたがっている。メッシはこれらすべてをもたらすはずだよ」と期待も込めた。