W杯メンバー落選の古橋亨梧&旗手怜央に…セルティック指揮官が愛ある言葉「2人が変わってしまうわけではない」
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、カタール・ワールドカップのメンバーから落選したFW古橋亨梧とMF旗手怜央について語った。スコットランド『デイリー・レコード』が伝えた。
今季もセルティックの主力を務める古橋と旗手。前者は公式戦16試合で9ゴールを奪い、後者は公式戦16試合で2ゴール2アシストをマーク。チャンピオンズリーグの舞台でもプレーするなど、充実したシーズンを送っていた。しかし、1日に発表されたカタールW杯へ臨む日本代表メンバーからは落選。現地スコットランドやイギリスの複数メディアでは、両者のメンバー外に驚きの声が上がっている。
そんな中、ポステコグルー監督がレアル・マドリー戦前の会見で両者の落選について言及。愛情のあるコメントを残した。
「レオが最高のフットボーラーになるのを止めるものは何もない。キョウゴの本質は決して変わらないし、いつだって笑顔でハッピーだ。彼らは自分がやっていることを愛しているし、それは変わらない。だが、(落選が)良いモチベーションになると思う。2人とも今回は逃したが、ワールドカップはまだあるんだ」
「私は幸運にも監督として出場できたが、ワールドカップは出場が夢になるような舞台だ。2人とも、あと一歩で出場できたはず。キョウゴは特にそうだ。残念だよ。レオはあと1~2回出場するチャンスが有る。キョウゴは年齢を考えると、まだ1つ残っている。彼らのことを思うと残念だ。2人とも本当に強いキャラクターを持っているし、悔しがっているだろう」
「彼らは強く、確固たる意思を持っているんだ。(落選は)自分の能力を最大限発揮してプレーするためのモチベーションになるはずだ。そして、その機会はまたやってくるよ」
その一方で、セルティックから選出されたFW前田大然にも言及。「ダイゼンが選ばれたのは素晴らしいことだ。より自信を持って帰ってくるだろう。ワールドカップでプレーすることで成長を感じ、最高の舞台を経験することで違う何かを感じることもできるんだ」と喜びを語っている。