上田綺世の動向をオランダ王者フェイエノールトが注視か…セルクル・ブルッヘは最低でも15億円を要求

Ayase Ueda Cercle Brugge 01292023(C)Getty Images

フェイエノールトがセルクル・ブルッヘの上田綺世の動向を注視しているようだ。ベルギー『Het Laatste Nieuws』が伝えた。

昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに加入した上田。すると、チームのエースストライカーとして大活躍し、ジュピラーリーグ得点ランキング2位となる22ゴールをマークするなど、チームのヨーロッパプレーオフ進出に貢献した。

この活躍を受け、今夏の移籍市場で早くもステップアップの可能性が浮上。守田英正所属のスポルティングCPやセリエAに昇格したジェノアが興味を示すとも報じられているが、『Het Laatste Nieuws』によると、昨シーズンのエールディヴィジ王者のフェイエノールトが上田の獲得に興味を持つ。

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来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を手にしたフェイエノールトは、今夏の移籍市場で前線の強化を目指しており、ベルギー1年目からゴールを量産した上田への関心を強めている。

ただし、現時点でフェイエノールトとセルクル・ブルッヘの間に直接的なやり取りはない。それでも、オランダのクラブでディレクターを務めるデニス・テ・クロース氏がすぐに上田の獲得に向けてオファーを送ることが予想されている。

なお、セルクル・ブルッヘに2026年までの契約を残す上田を安く叩き売る考えはない。同選手を他クラブに売却する際は、適切な金額でのみ応じるとされており、同クラブのテクニカルディレクターであるカルロス・アヴィーニャ氏は最低でも1000万ユーロ(約15億円)を求めることを以前から強調していた。