FC東京が新体制発表会を実施。アルベル新監督「重要なのは一致団結。そのためには一人ひとりの人生を大切にすること」

FC東京は15日、渋谷スクランブルスクエアで2022シーズンの新体制発表会を実施した。当初は、ファン・サポーターを招いての公開が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、無観客でのYouTube配信を行った。
FC東京は2021シーズン、明治安田生命J1リーグを15勝8分け15敗の9位で終え、チームを4年間率いた長谷川健太監督が退任した。2022シーズンに向けてはスペイン・カタルーニャ出身のアルベル・プッチ・オルトネダ監督が就任。新戦力ではベガルタ仙台からGKヤクブ・スウォビィク、サガン鳥栖からFW山下敬大、高校サッカー選手権で優勝した青森山田高からMF松木玖生らが加入した。
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アルベル監督は、ボールポゼッションとポジショナルプレーをベースにした攻守一体のサッカーを目指しているが、一番大切なのは「一致団結」だとする。発表会後の会見でこの点について問われると、「一番難しいのは、プレーしている選手の扱いではなく、プレー機会に恵まれない選手を含めたチームマネージメントだ」と言及。そのために指導者として実践してきたことは、「どの選手に対しても本音でコミュニケーションを取ること。サッカーは重要だが、それより大切なのは、一人ひとりの人生です」と述べた。
時に哲学的な言葉で自身の考えを表現する新指揮官はまた、自身のサッカーが構築されるまで少なくとも「6カ月」は苦労するだろうとも語っている。大きく方向転換したFC東京だが、ピッチ上でどのような変化を見せていくのか。FC東京の2022シーズンの選手背番号、スタッフ体制は以下の通りとなっている。
■選手背番号
1 GK 児玉剛
3 DF 森重真人
5 DF 長友佑都
6 DF 小川諒也
7 MF 三田啓貴
8 MF 高萩洋次郎
9 FW ディエゴ・オリヴェイラ
10 MF 東慶悟
11 FW 永井謙佑
13 GK 波多野豪
14 MF 内田宅哉
15 MF アダイウトン
16 MF 青木拓矢
17 MF 紺野和也
18 MF 品田愛斗
19 FW 山下敬大(←鳥栖/完全移籍)
20 MF レアンドロ
23 MF 渡邊凌磨
24 GK ヤクブ・スウォビィク(←仙台/完全移籍)
25 DF 蓮川壮大
28 DF 鈴木準弥
29 DF 岡崎慎
30 DF 木本恭生(←名古屋/完全移籍)
31 MF 安部柊斗
33 GK 林彰洋
37 DF 中村帆高
39 DF 岡庭愁人(←明治大/新加入)
40 MF 平川怜
43 MF 梶浦勇輝(←FC東京U-18/新加入)
44 MF 松木玖生(←青森山田高/新加入)
45 MF 安田虎士朗(←FC東京U-18/新加入)
49 DF バングーナガンデ佳史扶
50 DF エンリケ・トレヴィザン(← GDエストリル・プライア/完全移籍)
■スタッフ体制
【監督】アルベル・プッチ・オルトネダ
【ヘッドコーチ】安間貴義
【コーチ】佐藤由紀彦
【フィジカルコーチ】エウ・ガヴィラン
【GKコーチ】藤原寿徳
【アシスタントGKコーチ】山下渉太
【インディビデュアルコーチ】白井裕之
【コーチ兼アナリスト】栗本悠人
【コーチ兼アナリスト】近藤大輔
【チーフトレーナー】青木直文
【フィジオセラピスト】中村有希
【マッサー】平原陽二
【アスレティックトレーナー】松原佑治
【チーフマネージャー兼通訳】伴和暁
【マネージャー兼通訳】飯野一徳
【マネージャー兼通訳】小林俊也
【通訳】村松尚登
【ホペイロ】山川幸則
【マネージャー兼エキップ】相馬郁哉