愛犬は関係なし？ファビーニョのサウジ行きが破談の可能性…27日からリヴァプール練習に合流か

リヴァプールMFファビーニョは、噂されたアル・イテハド（サウジアラビア）への移籍が破談する可能性があるようだ。

2018年にリヴァプールへ加入し、200試合以上に出場するなどチャンピオンズリーグやプレミアリーグ制覇に貢献してきたファビーニョ。しかし今夏の移籍市場で去就が注目されており、サウジアラビアのアル・イテハドが移籍金4000万ポンド（約73億円）を提示し、リヴァプール側も選手に交渉を許可していたことが伝えられていた。

移籍を完了させるためにトレーニングキャンプからも外れていたファビーニョ。しかし、交渉が破断する可能性があるようだ。『The Athletic』によると、アル・イテハド側は交渉を続け、全関係者が取引成立へ引き続き取り組んでいるものの、プロセスが遅れている模様。打開策が見つからない限り、ファビーニョは27日からリヴァプールのプレシーズンに復帰するという。

同メディアは、アル・イテハドとの交渉が失速し、リヴァプール残留の可能性が浮上していることを指摘。一方で代理人のジョルジュ・メンデス氏はサウジアラビアと強いつながりを持っており、まだ移籍が成立する可能性も十分に考えられると予想している。なお、一部ではファビーニョの愛犬が移籍破談の原因になるとも伝えられていたが、『The Athletic』は「フレンチ・ブルドックはこの件に何ら関係がない」と断言している。