日独ハーフGK長田澪、期限付きでオランダ1部フォレンダム入り!クラブTD「2つのサッカー国が注目するのも無理もない」

Mio Backhaus_Germany U18_20211112(C)Getty Images

ブレーメンのGK長田澪は1シーズンの期限付きでオランダ1部フォレンダムに送り出されることが決まった。レンタル先のクラブが5日に発表している。

ドイツでの登録名は“ミオ・バックハウス”の長田は19歳の日独ハーフGK。過去には川崎フロンターレユースに在籍し、日本のU-15代表にも招集されたこともある同選手は現在U-19ドイツ代表チームのメンバー。昨季途中からブレーメンのセカンドチームの正GKともなったタレントだが、新シーズンはエールディビジで過ごすことが決まった。

長田はフォレンダムの公式ウェブサイト上の発表で「このチャンスをもらい、とても幸せですし、僕への信頼をありがたく思います」と喜びを表すると「FCフォレンダムのテクニカル・マネジメントとの話はとてもポジティブでした。チームを助けるために100%出し切ります。最高なモチベーションで、ファンたちも僕らのパフォーマンスを楽しめるように頑張りたいと思います。ゴールマウスに立つこと、チームとともに成功を味わうことを待ち切れません」と意気込みを語った。

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また、ヤスパー・ファン・レーヴェンTD(テクニカルディレクター)は「ミオは我々のGK候補リストの上位に入っていた」と明かすと、以前デヤン・スタンコビッチ氏の息子であるインテルのGKフィリップ・スタンコビッチをレンタルで迎え正GKとして起用したことに触れたうえで、「ミオはまだ若いが、より高いレベルでプレーする準備ができている」と強調。次のように続けた。

「ミオはとても大きな才能を持ち、2つのサッカー国が注目するのも無理もない。フィジカルも素晴らしく、ほぼ両利き。プレーすることで解決策を見つけようとする勇気もある。これらのクオリティは我々に上手くフィットするはずだ。我々はミオと働くことを楽しみにしており、彼が自身の成長におけるこの大事なステージで良いスタートを切れるように助けてあげたい」